『Ableton LiveどころかDAW自体が初めて』という人にもわかってもらえることを意識しつつ、Youtube動画を随時制作&公開中。
解説はボク、Ableton認定トレーナーの【akim】がお送りします。
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Live 12 Lite登場~Live Liteから始めよう編13回目
バンドル品と、侮るなかれ。
Limiterもあるしコンピングも出来る、なかなかの使い勝手ですよ。
Live Lite編再生リスト
ちょっとしたまとめ
チャプター参考
1:51 何が出来る?
2:59 Live 12 Liteの進化
5:03 入手方法
7:01 インストール
7:33 オーソライズ
9:15 ヘルプビューとインフォビュー
11:15 セッションビュー
13:10 ビートメイク
20:31 Rec
22:55 曲のアレンジ
26:59 音作り
28:18 アレンジメントビュー
31:56 コンピング
36:50 オートメーション
39:35 エクスポート
41:54 何が出来ない?
44:16 上位エディションの理由
46:06 アップグレードするなら
47:01 今回のまとめ
何が出来る?
Ableton公式ページの言葉をお借りすると
Live 12 Liteは軽量で、処理速度、操作性、柔軟性に優れた音楽制作/ライブパフォーマンス用ソフトウェアです。 新しい音色の作成、思いついたフレーズの録音、ライブハウスでの演奏など、さまざまな音楽活動に欠かせない楽器音やエフェクトをはじめ、制作に役立つ機能が備わっています。
Ableton Live 12 Liteとは?
と、なってます。
もっと簡単に言うと【MIDIの打ち込みや、歌や楽器のRec、それらを組み合わせての音楽作りが出来る】という感じです。
Live 12 Liteの進化
僕は気付いてなかったんですけど、Live 11 Liteから【Limiter】や【Redux】【Chorus-Ensemble 】が追加されてましたね。
Limiterが追加されたのは嬉しいですね。
必要なエフェクトですからね。
MPEに対応してるのも、なかなか美味しいです。
Live 12 Liteの進化で個人的に『いいねぇ』と思ったのは
- コンピング
- 2つのPackが追加(Beat Tools、Build and Drop)
- タグ付け
- 類似サウンド検索
ですね。
他にも進化はあるので、公式ページを参考にしてみてください。
入手・インストール・オーソライズ
Live 12 Liteはいわゆる【バンドル品】なので、オーディオI/Oや音楽機材などのおまけについてきます。
手持ちのライセンスが【Live 11 Lite】など旧バージョンのライセンスであっても問題無しで、Live 12 Liteが入手できます。
Ableton Noteをお使いの場合はメールアドレスを送ることによってライセンスをもらえます。
ダウンロードはLive 12 Liteダウンロードページからです。
ダウンロード後は、通常のソフトウェアと同様にインストールしてください。
その後、Live 12 Liteを起動するとオーソライズを促されるので、オーソライズしちゃいましょう。
オーソライズしないと、保存も書き出しも出来ないので、ね。
ヘルプビューとインフォビュー
Live 12からヘルプビューは【内蔵レッスン】と名前を変えたのですが、うっかりヘルプビューで話を始めてしまいました。
ごめんなさい。
上部メニューの【ヘルプ】から【内蔵レッスン】を開くと、Liveを使うためのレッスンがいろいろ表示されます。
このレッスンを全部見てもらえるなら、僕の動画はおそらく不要です。
インフォビューは、画面の左下に表示される画面です。
マウスオーバーした箇所の解説をしてくれる画面なので、Liveの使い始めは特に役立ちます。
セッションビュー
Live独特の画面がコレです。
過去にも解説動画をアップしてるので、そちらの方がわかりやすいかと。
ビートメイク
Liveの基本はドラッグ&ドロップです。
画面左側の【ブラウザ】からインストゥルメントやエフェクトを、使いたいトラックにドラッグ&ドロップすればOKです。
セッションビューのマス目(スロット)に空のMIDIクリップをダブルクリックで作ります。
そこに【ダブルクリック】または【ドローモード】で音を置いていきます。
ドローモードのショートカットは【B】です。
Rec
トラックのアームをOnにすると、スロットのボタンが■から●に変わります。
●をクリックするとRecがスタートします。
カウントインは、コントロールバーのメトロノームにあります。
僕は【1Bar(1小節)】にしてあります。
で、●をクリックしてRecを開始。
止めたい時は停止ボタンでOKです。
曲のアレンジ
セッションビューの強みとして、異なるトラックであればどのクリップ同士でも同時に鳴らせるというものがあります。
このおかげでA/Bテストというか、『このビートとそのビート、どっちがいいかな?』みたいな比較がしやすいんです。
音作り
エフェクトをブラウザからドラッグ&ドロップして遊んでみましょう。
VST2,3、AUなどのプラグインも使えるので、お持ちの方は試してください。
アレンジメントビュー
セッションビューでアレコレと曲をアレンジしたとしても、曲を書きだすにはアレンジメントビューを経由する必要があります。
さて、Live初心者がハマりやすい罠が1つ。
Liveはセッションビューとアレンジメントビューの両方に音が入ってるトラックは、セッションビューが優先されます。
セッションビューのクリップを再生すると、アレンジメントビュー側はモヤがかかったようになって音が出なくなります。
解決するためには【アレンジメントに戻る】ボタンをクリックすればOK。
ショートカットは【F10】です。
コンピング
コンピングとはRecを繰り返したとしても、すべてのテイクを保存しておいてくれる機能です。
MTR時代はトラック数などに制限があったので『今のテイクを取っておいて』なんてよく聞いたものです。
そのテイクを後から切り貼りしてベストテイクを作ったりしてたんですね。
コンピングはその『取っておいて』から解放される機能。
エンジニア側も『取っておくテイク・不要なテイク』を考えなくていいので、とても助かりますね。
オートメーション
オートメーションとは【DAWに自動でパラメータを動かす指示】です。
Volumeの上げ下げやパンニング、エフェクトのパラメータなんかに指示を描きこむことで、DAWに自動で仕事をさせるわけですね。
オートメーションは手描きすることも、ツマミの操作をRecすることも出来ます。
エクスポート
エクスポート、つまり書き出しです。
曲の完成形を書き出すことはもちろん、各トラックのパラ出しなんかも可能です。
何が出来ない?
こうやって書いていると何でも出来そうな気がしてきますよね。
実際、Liteの機能だけで十分という方もいらっしゃると思います。
ただ、Live 12で登場したMIDI生成・変形ツールが搭載されてないんですよね。
Liveの面白さの1つである、オーディオtoMIDIやDrum Rackへスライスなんてことも出来ません。
上位エディションの理由
上の【何が出来ない?】で書いたようなことが出来るのが、上位エディションです。
特にSuiteに搭載されている【Max for Live(通称M4L)】デバイスは、面白さ満載なんですよね。
思いもつかないようなインストゥルメントやエフェクトがあったりするんですよ。
アップグレードするなら
Liteで物足りなくなったら、あるいはもっと機能が欲しくなったらアップグレードのタイミングです。
自身のアカウントからアップグレード価格を確認してみてください。
また、動画内でIntroへのアップグレードが無いような言い方をしましたが、それは間違いです。
LiteからIntroへのアップグレードは可能です。
お詫びして訂正いたします。
Ableton Live講座動画をアプリにまとめてみました。
以下のページにDL方法と使い方を書いてますので、お試しをば。
動画○○編まとめ
新しい【Live】登場
Ableton Liveって何?
Pushで音楽制作
Moveで音楽制作
プレイヤーならこれを
音楽制作を始める
音楽制作を加速させる
遊びの中から閃きを
特別
レッスンという選択肢
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