バンドマンこそAbleton Live~Macにする?Winにする?<導入編>

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バンドマンこそAbleton Live~Macにする?Winにする?<導入編> バンドマンこそAbleton Live

『これからDAWを使った音楽制作を始めたいんだけど、そもそもPCを持ってない。音楽制作にはやっぱりMacがいいのかなぁ。でもWinの方が安いんだよねぇ』
なんて悩みを持ってる人が少なくないようで。。。

Ableton LiveっていいDAWなのに、なぜかバンド周りにユーザーが少ない。
ちょっと悔しいので、バンドマン向けに役立ちたくてAbleton Live講座もやってます。
記事を書いてるakimはAbleton認定トレーナーです。

Ableton認定トレーナーロゴ
直感的な音楽制作のためのポータブルなガジェット
主要機能を備えた低価格版 ー 16トラック、5GB以上のサウンドを収録
38GB以上の音素材と、一部のインストゥルメントとエフェクトを搭載したLiveのフル機能モデル
71GB以上にも及ぶ多彩な音素材と、LiveおよびMax for Liveすべてのインストゥルメントとエフェクト搭載した最上位モデル
Ableton Pushは、ほかのものに気を取られることなく、表現力豊かな演奏、制作、パフォーマンスするための楽器です
Ableton Live講座動画のアプリ作りました。

どっちにする?

前提

其の一。
世の中には【PC=Windows】という認識もあって【Mac or PC】なんて表記もありますが、俺が書いてるブログでは【PC=パソコン】という認識なのでWindowsは【Win】という表記になってます。

其の二。
UbuntuやRaspberry PiなどMacやWin以外にも環境はありますが、Ableton Liveの公式サポートはMacとWinのみなのでこの2つに絞った話になります。

最初の結論

前提を軽く読んでいただいたら本編にいきましょう~^^
というか、最初に結論を言っちゃいます笑

MacでもWinでも、どっちでもいいんです。

自分が使いたいDAWの推奨スペックを満たしていれば、基本的に問題ないです。
好みや予算で選んじゃいましょう。

『いや、だから、好みや予算とかって言われてもよくわかんないし、推奨スペックって??』
って方、ちょっと待ってくださいね。
これからその結論に達するための解説をしていきますんで。

俺はWinとMacの両刀使いで、Ableton Liveはどちらの環境にも入れてます。
(Ableton Liveは同時に2台以上のコンピューターでLiveを使用しないことを条件にオーソライズを2回まで許可されてます。参照→ https://www.ableton.com/ja/manual/authorizing-live/
どちらにだって長所も短所もあるもんです。

推奨スペック

まずは【Mac or Win】の前に、使いたいDAWの情報を収集しましょう。
なぜなら、世の中には【Mac専用】あるいは【Win専用】なんてDAWもあるんです。
Mac専用のDAWを使いたいのにWinを購入したらどうなるかは、説明不要でしょ?

【推奨スペック】、または【動作環境】や【システム要件】なんて名前の項目でDAWの公式サイトなどに載ってます。
つまり【このDAWを使うために最低限必要なPCの性能】についての情報ですね。

Ableton Liveの場合はこのページに載ってます。
https://www.ableton.com/ja/shop/live/

抜粋すると、Winの場合は

・Windows 7(SP1)、Windows 8またはWindows 10(64ビット)

・64ビット Intel®Core™またはAMD multi-core processor(Intel®Core™ processor以上を推奨)

・4 GB RAM(8 GB以上を推奨)

・1366x768ディスプレイ解像度

・システムドライブの空き容量:最大76 GB(追加可能なサウンドコンテンツのインストールに必要)

Macの場合は

・OS X 10.11.6以降

・Intel® Core™2 Duo Processor(Intel® Core™i5 processor以上を推奨)

・4 GB RAM(8 GB以上を推奨)

・1280x800のディスプレイ解像度

・システムドライブの空き容量:最大76 GB(追加可能なサウンドコンテンツのインストールに必要)

こんな感じ。

ここで注目すべきは【推奨】という単語。
たとえば、上に出したAbleton Liveの場合だと【4 GB RAM(8 GB以上を推奨)】って書いてます。
これは【必要最低限なのは4GB RAMです。でも快適に使いたいなら8GB以上をおススメします】って読み替えてください。

DAWに限らずPCでソフトを扱う場合、必要なのは【快適さ】です。
反応が遅い・鈍い・重いソフトは、どれだけ高性能だろうが使い勝手が悪いことこの上ないですからね(^^ゞ
PCを買う場合の条件は【推奨スペック】で選びましょう^^

情報収集の方法

俺の場合、DAWに限らず何かを買い物するときは

  1. 公式サイトをチェック
  2. レビューブログ等をチェック

って順番で進みます。

公式サイトには当然ながら嘘や間違いは載ってません。
(もし載ってたとしたらWeb担当者のミスか、虚偽ですからね)
でも、すべてのことを載せてるかというと、それはまた別の話。

たとえばX社の製品では出来ることが、Y社の製品では出来ないこともあります。
でも『X社製品では出来ますが、弊社の製品では出来ません』なんてY社の公式サイトに書くわけはなく笑
そのあたりについては完全スルーが普通。
その代わり、Y社のWeb担当はY社製品のいいところを前面に推し出した公式サイトを作ります。

そんな公式サイトを巡ってると『あれ?結局どこがいいんだろう?』ってなっちゃうんですよねぇ(^^ゞ
なので、レビューブログ等をチェックして第3者からの目線で書かれた情報を見て一度自分を落ち着かせます。
で、改めて比較検討する、と。
いろいろ探してるうちに迷路に入っちゃう方、レビューブログでいったん冷静になる方法をおススメします^^

冷静になった頭で、使いたいDAWを3つ程度に絞り込めれば上々です^^
そこから先は予算や好みで選べますから。

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それぞれの長所と短所

使いたいDAWがWin専用だった場合は、当然ながらWinを買いましょう。
Mac専用だった場合は、当然Macを買いましょう。
あとは予算との兼ね合いです。
推奨スペックを満たしている機種を購入すればOK。

では、WinでもMacでも使えるソフトだった場合はどうしましょ。
この場合はどちらかを選ぶ必要が出てきますね。
長々と書いてきたけど、ようやくここで今記事の本題ですwww

価格

これはもう、Winに軍配が上がります。
同程度の性能を持つMac製品に比べてだいぶ安く済みます。
新品にこだわらなければ、中古屋で十分なスペックを持ったWin機を購入することも可能です。

拡張性

WinだろうがMacだろうが、購入後になんらかの拡張を加えたくなるのが人の常。
たとえばメモリ増設、HDDをSDDに換装、電源ユニット交換などなどあると思います。

これもWinに軍配が上がるかなぁ。

Macも購入後に拡張することは可能だけど、基本的には【購入時に自分好みにカスタマイズしてください】って姿勢なんだよね。
メリットとしては、カスタマイズをAppleがやってくれるので動作に不備が無いこと。
パーツって相性があるので、自分の使ってるPCと相性が悪いパーツを使うとPCが上手く動かなくなるってことがままあるんだよなぁ(-_-;)
ユーザーにそういう心配をさせないって考え方は、なんとなくAppleっぽくて好き^^

じゃあなぜWinに軍配が上がるかというと。
いかんせん、Win用のパーツの方が選択肢が多いし安いんですよ、基本的に。
さらに、ユーザーの絶対数はMacよりWinの方が多いのでパーツや拡張方法の情報も得られやすい、つまり自分で拡張しても失敗しづらいわけで。
安全・安心・低価格で自分のPCをグレードアップするのが一番でしょ?

安定性

『価格が低く、拡張性が高い。じゃあ、Winの方がいいの?』
って思うのは早計。
Macユーザーが口を揃えて言うのは【Macは安定してる】ってセリフ。

ここで言う安定ってのは【ソフトが落ちない】【Macの電源が落ちない】って意味ですね。
たまにありますよね、急にソフトがフリーズしちゃうとか、ソフトが閉じちゃうとか。
そういうリスクがWinに比べて少ない、ってことですね。
あくまでも肌感覚でちゃんとした統計ではないんだろうけど、Macを使う理由として【安定】を挙げる人は俺の周りにすごく多いのは事実ですねぇ。

でも、考えられる理由はちゃんとあって。
多少乱暴に言うなら、Apple一社が作ってるMacに対し、Winは各メーカーが自作PCを売ってるようなもんです。
さらに、先に書いたようにWinは拡張が楽なので自作や購入後に自分で拡張したPCも存在します。
つまり星の数ほどのWin環境が存在するわけで、ソフト開発メーカーからすると
『すべてのWin環境での動作チェックなんか無理無理!!』
ってなるわけです。

となると、スペック的にはなんの問題も無いのになぜかエラーが頻発するとか、動作が重いとか、好ましくない現象が出てしまったりするわけですね。
もちろん極々一部のWin機の話。
でも、エラーの対処ってけっこう時間がかかるし、何よりAbleton Liveのようにライブパフォーマンスでも使われるソフトに安定性が求められるのは当然のこと。
先にも書いたけどDAWに限らずPCでソフトを扱う場合、必要なのは【快適さ】
となると、安定性はすごく重要。

まとめると、Macに軍配

周辺機器

DAWでの音楽制作を始めると、知らないうちに音楽用周辺機器が増えるという現象に多くの人が出会います笑
オーディオI/F、MIDIコンなどなど。

Winの場合【ドライバー】と呼ばれるソフトを、周辺機器を増やすたびにインストールするのが普通。
Winに内蔵されてるドライバーでOKなことが多いけど、場合によってはメーカー指定のドライバーをインストールする必要があります。
Macの場合は基本的に周辺機器を接続すればすぐ使えます。

まあ、どっちが楽かは言わずもがなですよね。
そうです、Macに軍配が上がります。

ただし。
音楽用周辺機器以外、たとえばマウスや外付けCDドライブなんかはMac非対応の場合もあるんでその辺は要注意。

トラブル対処

コツコツ音楽を作り始めるようになると、なんらかのトラブルに出会うことがあります。
【この作業をするとソフトが落ちる】【このプラグインがなぜか読み込めない】【書き出しが上手くいかない】などなど。
そういうときの対処は

  • ネットでググる
  • Facebookの該当コミュで質問
  • SNSで情報を求める

って感じだよねぇ。

その際に必須なのが自分の作業環境。
【Win7 / 64bit / メモリ16GB】とか【Mac High Sierra / 8Gb】って感じで。

ただねぇ。
先に書いたとおりWin環境は星の数ほど存在します。
つまり環境が微妙に違うことが理由で、一生懸命ググって見つけた解決方法では自分のトラブルは解決出来なかったなんてことはしょっちゅうです(-_-;)
一方MacはWinに比べて環境のバリエーションが少ないのでトラブル解決はけっこう楽。
というのが、俺的経験則です。

ってことで、Macに軍配

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まとめ

簡単にまとめると。

  • Win・・・価格が安く、拡張性にも富む。ただし、安定性とトラブル対処に関しては不安材料アリ。
  • Mac・・・Winに比べて高価格ではあるが安定性は高く、トラブル解消も比較的容易。

って感じ。

もっと乱暴にまとめると

  • Macじゃなくても気にならない・・・てか予算が無い→Win買っとけ
  • 予算がある→Mac買っとけ

って感じかね。

大事なのは【快適さ】
そして【今日も音楽を作ろう】と思えるような環境
WinだろうとMacだろうと、そういう環境は作れるわけで。
ただし、Macの場合はその環境作りが圧倒的に楽です。

特にラップトップ(ノートPC)の場合、『Macにしておいてよかった』と思う状況によく出会います。
出先のミーティングでは【AirDrop】を使ってファイルの受け渡しすることも多いし、周辺機器もドライバインストールすることなくすぐに使えることがほとんど。

ってことで、最初の結論プラスαが最終結論。

MacでもWinでも、どっちでもOK。
でも、予算があるならMacがおススメ。

って感じ。

一番いいのは、そういうことがわかる人と一緒に買い物に行くことかもね。
『身近にそういう人いないから、akim、一緒に行って欲しい』って場合はContactより連絡ください^^

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