『Ableton LiveどころかDAW自体が初めて』という人にもわかってもらえることを意識しつつ、Youtube動画を随時制作&公開中。
解説はボク、Ableton認定トレーナーの【akim】がお送りします。
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名前そのままの働き【Note Length】~エフェクト編#37
着信したMIDIノートの長さを変えるのがメインの役割。
ノートオフ時に発音させたり、音程によって長さを変えたりすることも守備範囲。
エフェクト編再生リスト
ちょっとしたまとめ
チャプター参考
0:59 どんなエフェクト?
1:24 Trigger(Note On / Note Off)
4:25 音の長さ(Time / Sync / Length / Gate)
5:24 Note Offなら(Release Vel. / Decay Time / Key Scale)
7:24 こんな使い方(音のキレ、意図的ズラし、適当な譜割からメロディ)
12:34 今回のまとめ
どんなエフェクト?
【Note Length】に入ってきたMIDIノートの長さ(音価)を変えるエフェクトです。
Trigger
着信したMIDIノートの発音タイミングを決めます。
【Note On】だと、MIDIノートが着信したときに発音します。
【Note Off】だと、MIDIノートが終わったときに発音します。
言い換えれば、PushのパッドやMIDIキーボードの鍵盤を押したときに発音するのが【Note On】。
パッドや鍵盤から指を離したときに発音するのが【Note Off】です。
音の長さ
【Time】はms(ミリセカンド)、【Sync】はマスターテンポに追従して○分音符に変換します。
【Length】がTime/Syncによって単位が変わるので、長さを決めます。
【Gate】の数値を下げるとスタッカートに、上げるとレガートになります。
200%にすると、Lengthで決めた長さの倍になります。
Note Offなら
Triggerを【Note Off】にしたときだけ使えるパラメーターが3つあります。
【Release Vel.】は出力ノートのベロシティを決めます。
【Decay Time】は、入ってきたノートのベロシティがゼロになるまでの減衰時間を決めます。
【Key Scale】はノートの音程によって長くしたり短くしたり出来ます。
【C3】を基本として、正の値の場合はC3より高いと短くなり、C3より低いと長くなります。
負の値の場合は、これと逆の動作になります。
こんな使い方
たとえば、音にキレを与えたいとき。
【Gate】の値を小さめにすることによって音が短くなるのでキレが生まれます。
たとえば、意図してズラシたいとき。
【Note Off】にしてリサンプリングすれば、ズラしたフレーズを作ることが出来ます。
たとえば、適当な譜割からメロディを作りたいとき。
【Note Length】と、【Random / Scale / LFO】を組み合わせてメロディを自動生成することが出来ます。
他にもいろいろ試してみてください。
きっと面白い使い方がまだまだあるはずです。
Ableton Live講座動画をアプリにまとめてみました。
以下のページにDL方法と使い方を書いてますので、お試しをば。
動画○○編まとめ
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