『Ableton LiveどころかDAW自体が初めて』という人にもわかってもらえることを意識しつつ、Youtube動画を随時制作&公開中。
解説はボク、Ableton認定トレーナーの【akim】がお送りします。
動画が役に立ったならYoutubeのチャンネル登録をお願いします。

その名に恥じぬ実用性【Utility】~エフェクト編#32
『何が出来る?』と問われれば『いろいろ出来る』と答えるしかないような。
ただ、その『いろいろ』が非常に有能で実用性が高いのがこのエフェクト。
エフェクト編再生リスト
ちょっとしたまとめ
チャプター参考
1:15 どんなエフェクト?
1:58 Input
3:03 Output
4:34 位相を反転
5:43 右または左だけ
7:07 モノラル/ステレオ
9:06 低音のみモノラル
10:21 チェーンに組み込む
13:10 今回のまとめ
どんなエフェクト?
【整音系】か【飛び道具系】かで言うと、【整音系】。
いろいろ出来るので『何が出来る?』と問われると答えが難しいのが、この【Utility】。
Input
Inputセクションから解説すると。
- 位相を反転
- 右だけ、左だけ、右と左を入れ替え
- Widthでステレオ幅を設定(ミッド/サイドモードもアリ)
- Monoとステレオを切り替え
- Bass Monoで低音だけをモノラルにする
なんてことが可能です。
Output
Outputセクションでは
- Gainで全体を持ち上げたり、下げたり
- Balanceでパンを設定
- Muteボタンを使って、好きな位置で音をMute
- DCボタンで可聴範囲以下の低音をカット
ということが出来ます。
位相を反転
これは以前のAbleton Live講座動画で話してますね。
位相を反転させた音を合わせると音が消える、という現象ですね。
あるいは、スネアをRecした下側のマイクの音を位相反転させて上側のマイクと合わせると、音が抜けてくるとかね。
位相ってちゃんと勉強すると大変ですが(僕もすべてを理解してるわけではないです)、なんとなくでも理解出来てるといろんなことが楽になると思いますよ。
右または左だけ
右チャンネルの音、または左チャンネルの音を両耳から聴こえるようにすることが出来ます。
あるいは、右と左を入れ替えることも可能です。
ステレオ音源の音を加工するときなどに重宝しますね。
モノラル/ステレオ
ステレオのオーディオクリップをモノラルにするには【Mono】ボタンをOnにすればOK。
あるいは、Widthつまみを【ミッド/サイドモード】にして、モノラル感を調整することも可能。
低音のみモノラル
【Bass Mono】をOnにすると、低音域のみモノラルにすることが出来ます。
低音域は周波数スライダーで調整することが出来るので、好みの音域まで広げることも可能。
『効果が分かりづらいんだけど…』って場合は、ヘッドフォンマークをOnにしてください。
低周波帯域のみ聞こえます。
チェーンに組み込む
ここでは一例として【チェーンにUtilityとReverbを組み込み、UtilityのMuteボタンを使ってReverb成分だけを取り出す】ということをしています。
Utilityは単体でも、モノラル化したりなどの強力な機能を持ってますが、チェーンに組み込むことによってもっと幅広く活躍できるエフェクトだと思ってます。

Ableton Live講座動画をアプリにまとめてみました。
以下のページにDL方法と使い方を書いてますので、お試しをば。
動画○○編まとめ
新しい【Live】登場
Ableton Liveって何?
Ableton製品で音楽制作
プレイヤーならこれを
音楽制作を始める
音楽制作を加速させる
遊びの中から閃きを
特別
レッスンという選択肢
DAWを使っての音楽制作、もっと楽しみませんか?
楽しむためのちょっとしたTips、レッスンしてます。
お問い合わせはお気軽に♪
藤沢駅近くのオシャレなカフェ【THE REF.】の一角をお借りして、ワークショップも開催しています。
ご興味ある方、お問い合わせください。
コメント