Limiter(リミッター)はEQやCompと同様に使用頻度が高いエフェクトの1つだと思います。
が、恥ずかしながら僕はLimiterのプリセットを今まで使ったことがないことに気づきました。
ってことで今回はLimiterを遊びます。
名前はPushですかLive9専用コントローラーとは違います笑
Push
だいぶ簡単に書きますが。
Limiterとは【ある一定の音量以上になったら自動的に音をカットするエフェクト】です。
『これ以上音量が大きくなったら音が割れる(クリッピングする)』という場合にはLimiterを使えばOK。
Limiterで設定した音量を超えた音を制御(カット)してくれるので、音が割れずに済むんです。
公式マニュアル

居場所
Audio Effects⇒Limiter⇒Push
意味
push:押す 押し上げる
重要なつまみ
基本的なところとして
- Gain:Limiterを適用する前のレベルをブースト/減衰
- Ceiling:Limiterが出力する最大レベルを設定
あたりでしょうかねぇ。
StereoモードとL/Rモードも面白そうなんですが、今回はスルーで。
遊んでみよう
Analog Bully Kitでビートを作り、BassをRec。
PushをMasterトラックに挿し込み。
On/Off
では素の音と、Onした音の聴き比べを。
01PushOffが素の音、02PushOnがLimiterをOnにした音です。
やはりLimiterをかけた方が音圧が高いというか、迫力が増しますね。
かければいいってもんでもないけど、かけて得られる恩恵は大きいです。
Gain/Ceiling
遊びと言うか、音の変化を知るためにおおげさにいじってます。
こういういじり方をする人はあまりいない・・・と思ってたんですが、これはこれでちょっと面白いのでこのいじり方をしている人も少なからずいるかもしれません。
いやいや、エフェクトは奥が深い笑
各パラメーターはこんな風に動いてます。
Instaなんで音はモノラルです。
音を聴くのは、先に貼り付けた音ファイルを推奨します。
使いどころ
公式マニュアルには『マスタートラックで使用するのに最適です』と書いてますが、どのトラックでも使えます。
DrだろうがGtだろうがBaだろうが、使えます。
ただし、Limiterの後ろに他のエフェクトを挿し込むとまたクリッピングする可能性が出てくるので、そこは理解したうえで使うことをおススメします。
‡ポイント‡
どのトラックでも使用可能なマルチなヤツ
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