イコライジングする場合、僕はEQ Eightを使ってます。
3つしか帯域がないEQ Threeに魅力を感じてなかったからです。
ですが、今回いじってみてその認識が大間違いだったことに気づきました。
細かいイコライジングをする場合はEQ Eightが便利ですが、EQ ThreeにはEQ Eightにはない面白さがあったのです。
Less Low More Mid
公式マニュアル
居場所
Audio Effects⇒EQ Three⇒Less Low More Mid
意味
そのまんまだけど笑
- Less:より少ない
- Low:低音域
- More:より多い
- Mid:中音域
重要なつまみ
Gainつまみも当然ながら重要なんだけど、EQ Threeに関しては
- On/Offスイッチ
ですねぇ。
On/Offと言ってもエフェクトのOn/Offではなく、各帯域のOn/Offです。
Offにすればその帯域の音が消えます。
『A曲のビートの上にB曲のメロディを乗せたい』なんてときに使えますよね、これ。
ライブパフォーマンスをするときには言わずもがな。
この辺、EQ Eightとの決定的な違いですね。
遊んでみよう
では実際に。
エフェクトのOn/Offから聴き比べてください。
Acoustified Kit 20でビートを作り、Bassを弾いてRec。
Less Low More MidはMasterトラックに入れてます。
On/Off
まずは素の音から。
次にエフェクトをOn。
EQらしく、ブーストされましたね。
On/Offスイッチ
では帯域のOn/Offスイッチをいじって遊んでみます。
ついでにGainHiもいじってみました。
2小節目でこもるのはHi帯域をOffにしたからで、4小節目でチャカチャカ音になるのはMid帯域をOffにしたからです。
On/Offスイッチ1つで出来るってのは便利ですねぇ。
使いどころ
じっくりと音作りをするならEQ Eightの方が使いやすいと思いますが、ライブパフォーマンスなんかではEQ Threeの方に軍配が上がると思います。
それと、設計上アナログフィルターのような音になります。
これはEQ Eightでは出せない味なので、これはこれで強みですね。
‡ポイント‡
帯域のOn/Offスイッチはかなり面白い
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