Live9ではディレイがいくつかのカテゴリーに分けられてます。
以前遊んだDezentはFilter Delay。
今回のAscentはGrain Delayです。
Ascent
公式マニュアル
居場所
Audio Effects⇒Grain Delay⇒Ascent
意味
Grain:細かい粒
Ascent:上昇 向上
重要なつまみ
つまみがいくつかあって、細かく設定するとかなりオリジナルな音が作れそうです。
今回はその中でも
- Spray:ディレイタイムをランダムに変更
- Frequency:Grainのサイズと継続時間を設定
をいじってみました。
両方ともX-Yコントローラー(黒窓)でいじれます。
遊んでみよう
Acoustified Kit 11でビートを作成。
KickにAscentを差し込みます。
On/Off
まずは素の音。
次がAscentを差し込んだ音。
Kickの数が増えて、左右に振られてます。
これがAscentの効果ですね。
Spray
次はSprayをいじった音です。
オートメーションで0.00msから500msまで上げてます。
ディレイのかかり具合が不規則になりました。
Frequency
オートメーションで1.00Hzから150Hzまで上げてます。
後半にいく(Hzが上がる)にしたがって、音がタイトになりました。
Spray+Frequency
それぞれだけをいじっても面白いんですけどやっぱり複合技も試さないと、ですよね。
最後の方はKickというよりノイズですね笑
やり過ぎました笑
そうそう。
もしも望んだ音にならなかったとしても失敗じゃないんです。
『こうやればこういう音が作れるんだ』っていうことを知った、ということなんで。
引き出しって、そうやって増やすもんです。
使いどころ
Delayとは言っても、余韻を残すような使い方は無理ですね。
そういうのはSimple DelayやPing Pong Delayにおまかせしましょう。
Grain Delayは例えるなら【攻めのDelay】と言った感じでしょうかね。
‡ポイント‡
粒(Grain)で攻める
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