『Live9のエフェクトを遊ぶ。』シリーズの第1話で名前を出しておきながらまだいじってなかったので、今回はそれです。
Snorz
顔文字の1種である『orz』が入ってることに目を取られましたが、出てくる音は『orz』な音ではありませんでした笑
公式マニュアルによると“ショートディレイをフィルターノイズまたはサイン波を使ってモジュレートし、入力信号を劣化させるエフェクト”とあります。
ただの汚し系ではなく【ショートディレイ】が肝です。
公式マニュアル
居場所
Audio Effects⇒Erosion⇒Snorz
意味
Erosion:侵食
Snorz:「Snore」が「いびき」なので、それをもじった単語かと。「No Snorz」といういびきを止めるサプリがあるそうなので。
重要なつまみ
何はともあれ
- X-Yフィールド(黒窓)
だと思います。
遊んでみよう
Acoustified Kit 14でビートを、Fog Padでメロディを作成しました。
SnorzはFog Padに挿し込みます。
On/Off
まずはSnorzがかかっていない音から。
次にSnorzをOn。
Fog Padの原音は残しつつ、ショートディレイのみにノイズが乗りました。
この【ショートディレイのみにノイズ】ってのが面白いですねぇ。
X-Yフィールド
X-YフィールドをグリグリしたやつをオートメーションRecします。
X-Yフィールドは複数のパラメーターを一度にいじれるので楽ですが、どの値がどのように影響するのかがわかりづらいのが難点ですね汗
Freqをいじるとディレイの音の周波数が変わります。
WidthはALTキーを押しながら黄色い○をいじると動きます。広げれば全体的に、狭めればピンポイントに音が変わります。
使いどころ
音の対比としてはキレイな音色にノイジーなディレイが乗るってのが面白いと思うんです。
今回のPad系やSynth、Stringsなんかが面白いんじゃないかなぁ。
‡ポイント‡
肝は【ショートディレイ“のみ”にノイズ】ってとこ。
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