『Bassはリズム隊!』ってよく聞く言葉。
(リズム“隊”なのか“帯”なのか“体”なのか、意見が分かれるところでもあるけど)
リズム楽器であるDrumの相棒であることに異論は無いです。
ただ、Bassがリズム楽器かどうかは。。。
【ベースラインの作り方】を主軸に記事を書くカテゴリー。
具体的な作り方よりも、Bass弾きの考え方とか頭の中を覗く視点が多いかも。
音楽の三要素
音楽は三要素で成り立ってる、っていうのがこの世の定説。
その3つがこちら。
- リズム
- メロディ
- ハーモニー
じゃあ、バンドでよく使う楽器をこの3つに分けるとしたら
- リズム => Dr, Perc
- メロディ => Vo, Gt, Sax
- ハーモニー => Gt, Cho, Key
って感じかねぇ。
ん~~、じゃあBassは?
Drとリズムを際立たせ、メロディアスなベースラインも数多くあるし、コードのルートを支えるって意味ではハーモニーでもあるし。
お出汁
そもそも、ベースラインって気にしてる?
ジャンルによるけど、あまり聴こえない曲も多いよね。
安物のイヤホンだと低音がほとんど再生されないものも多いし。
でもBassの音が出なくなると、急に曲がショボくなるのってのもありがちな話だよね。
ライブハウスでそういう経験がある人も少なからずいるんじゃないかと。
ってことで。
最近、俺の中では【Bassはお出汁】説が強くなってます。
リズムとメロディとハーモニーを駆使して、曲に深みと味を加えるのがBass弾きとしての役割りなんじゃないかな、と。
バンドの場合だと、ライブ後に『Bass、カッコよかった!』よりも『バンド、カッコよかった!』の方が嬉しいんだよね。
お客さんが楽しい時間を過ごしたのは『バンド、カッコよかった!』のときだと思うんで。
もちろん俺のBassを褒められるのも嬉しいけどね!笑
もっと褒めてくれていいけどね!!笑
お出汁の扱い
鰹節や昆布、煮干やあごなど、ダシの種類はたくさんあるよね。
保存方法やとり方も色々あるよね。
失敗すると無駄なエグみが出ちゃったり、ダシの香りが邪魔しちゃって素材の味を殺しちゃったり。
でも料理によっては削り節をふりかけることによって完成することもあるわけで。
冷奴とかお好み焼きは削り節が欲しいよねww
Bassが前面に出ると曲を殺しちゃう場合もあるけど、ガンガン前に出ることで曲が活き活きとする場合もある。
さじ加減はセンスと場数と気合いで見極めるしかないかなぁ。
あ!
『センスとか持ってないし・・・』って方、このtweetをおススメします。
『この人、すごいなぁ』って人の勉強法や練習量なんかを一度でも聞くと『センスがない』って言葉は逃げにしか感じなくなる・・・かも。
少なくとも俺はなりました。
ってことで、今日もBassを弾くのです。
レッスン、お請けします
このブログを書いている僕(akim)はベースのレッスンもやっています。
バンド生まれバンド育ちで、メジャー在籍バンドのBass担当にもレッスンしていたakimが実践的なベースを教えます。
あなたの『ここが知りたい!』を知れるレッスンです。
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