今回のAbleton Meetup Tokyo(略称AMT)は【Techno Edition】。
Technoの要とも言える【Kick】についてのパネルディスカッションもアリ。

Ableton Meetup Tokyoとは【Abletonユーザーを横断するコミュニティーの構築】を目的に隔月で開催されているイベント。
簡単に言うなら【Ableton Liveユーザー同士、仲良くなろうよ】と言う趣旨・・・ではあるものの、イベントの面白さが噂になったのかAbleton Live以外のDAWユーザーが参加することもよくある話。
ちなみに、このレポを書いてる俺(akim)も2018年にAbleton Certified Trainerになりました。

『Ableton Meetup Tokyo(略称 AMT)って、いったいなんなの??』という方、まずは過去のAMTレポートをお読みください。
Ableton Liveユーザーのみならず、音楽制作に関わっているのであれば興味出ること間違いなし。

過去のAMTについてはこちらから↓

前置き

前置きはほぼ定型なので、本編が気になる方は本編Vol.23に飛んじゃってください^^

Ableton?

今までのAbleton Meetup Tokyoもお読みいただくとして、まずは基礎知識。

Ableton】とは【Live】というDAW(音楽制作ソフト)を作っているメーカーです。
Liveは動作が軽く、直感的な操作が可能なので世界中のTrack makerやDJ/パフォーマーなどに愛用されてます。
その中でも、Abletonに知識・技能を認められた方々をAbleton Certified Trainer(Ableton認定トレーナー)と呼びます(自分で言うの、ちょっと恥ずかしいけどw)。

手前味噌ですが、俺がやってるユニット【風雷坊=FuRaiBou=】のYoutubeチャンネルでAbleton Certified Trainerについて話してるんで興味ある方はご覧をば。
(ついでにチャンネル登録してくれたら喜びます笑)

Ableton Meetup Tokyo

Ableton Meetup Tokyo(略称AMT)とは

が共同オーガナイズしているイベントです。
周囲を

が実動部隊として、

が写真撮影として固めてます。

転換タイムはDJが音楽を流してくれます。
今回は

(順不同・敬称略)

イベントの目的は

Abletonユーザーを横断するコミュニティーの構築

です。
簡単に言うと【Abletonユーザー同士、友達になろうよ】的な。
公式Facebookページもチェック!

イベントは、基本的に【Ableton Liveの使い方のプレゼン⇒Q&Aタイム】のように進みます。
回によってはパネル・ディスカッションなど、濃ゆ~~~いトークが聴ける場合もあります。

そして、実はお客さんのすべてがAbletonユーザーではないのです。
『Abletonをススメられた他DAWユーザーさん』とか、『音楽制作を始めたいんだけど、よくわからない』とか、いろんな方がいらっしゃいます。
そもそも【Ableton Liveのプレゼン】ってのは基本であって、Ableton Liveに限らず【音楽制作】をするのであれば必ず役立つようなプレゼンも多いんです。

さて、長い前置きはここまで。
いよいよ本編。

Vol.23 Techno Edition

前回に引き続き、司会は【CD HATA】さんと【DIEZONE】さんの名コンビ。

当日のメニューはこちら。

Make a Track on the Fly

このプレゼン、レポ泣かせ。
ほとんどしゃべらずに黙々とTrackmakeするんだもん(^^ゞ

単純に言うと

  1. 素材となる音をRecする
  2. Live10.1からアップグレードしたWavetableにRecした音素材を読み込む
  3. Push等を使ってTrackを作る

的な。

機材のセッティングはこんな感じ。

Ableton Meetup Tokyo Vol.23『コンプはあまり好きじゃない ​​』編
奥から、Mac(Ableton Live)、Push2、手前左Roland TR-8、手前右Pioneer DJ TORAIZ AS-1

Rec用の音は上の写真の一番奥、バネと、鉄琴のおもちゃ。
これをマイクを使ってRecし、Ableton Liveに取り込みます。

Ableton Liveの中ではメロディステップシーケンサーを使ってます。
Live10 SuiteであればMax For Liveの【Probability Pack】に入ってます。

が、Koyasさんはここでは他のMax For Liveのデバイスを使ってますね。
【Tricky Traps】というデバイスです。

Live10.1のWavetableについても少し話を。
Live10から搭載されたWavetableですが、Live10.1(執筆時はベータ版)にアップグレードすればオーディオファイルを読み込めるようになります。

Live10.1に関してはakimが作ったビデオやなんやらがあるので、そちらをどうぞ。

って、プレゼン内容に関してはほとんど書いてないな。
ん~~~、だってレポ泣かせなプレゼンだったんだもん(-_-;)

“踊る人 ~音楽の原点から考えるダンスミュージックの自由~

お次の登壇は【Saskia Tokyo】さん。

具体的なTipsよりも、考え方の方がakim的には興味深かったのでそちらの方を書いてみようかと。
Tipsだけをコレクションするより、そのTipsが生まれるきっかけとなったであろう考え方こそが応用が効くしねぇ。

特に記憶に残ったのは

  • 楽しさは伝染する
  • 遊ぶマインドが大事

この2つ。

セッティングは写真手前がNovation Launchpad Pro、奥がAKAI MIDI MIX、写ってないけどこれらとAbleton Live

楽しさは伝染する

バンドの話だけど【メンバー同士の仲の良さ】と【音や曲のクオリティ】は比例しないと思うんだよね。
ビートルズとかBOØWYとかメチャメチャ仲悪かったのは有名な話だけど、それでも伝説になってるわけで。

ただ、やっぱ、楽しそうに演ってる方が観てる側としては気持ちいいよね。
特に、Saskiaさんのように1人でライブパフォーマンスする場合は、バンド以上に楽しさは伝染するしねぇ。

akimはSaskiaさんのライブパフォーマンスを観たことがないけど、少なくともこの日は(緊張しつつも)音楽を楽しんでるのが滲み出てたので、観てて楽しかったですよ。

あ、やっぱり【楽しさは伝染する】ね笑

遊ぶマインドが大事

SaskiaさんはAbleton Liveでライブをする理由として【自分で都合の良いライブセットを作ると楽器を演奏するみたいに体を使ってプレイできる】というのがあるそうで。

遊ぶマインドを持ってるから、体を使ってプレイできて、そうすると体が自然と音楽に合わせて動いて、結果として楽しさが伝染する・・・的な部分もあるんだろうねぇ。

けっこう『ステージでは楽しんでます』みたいなことを言う人って多いけど、それが伝染するタイプの楽しさかどうかは別だよね。
(正直「マスターベーションを見せ付けられても(-_-;)」って人、いるよね?)
【楽しさは伝染する⇒そのためには遊ぶマインドが大事】っていう考え方こそ、重要なLiveセットなんじゃないかなぁ??

キックの作り方

パネルディスカッションに登場したのは【A.Mochi】さん、【Sakiko Osawa】さん、【Distra a.k.a Wataru Abe】さんの3名と、進行役として【CD HATA】さん。

【Techno】と言えば【Kick】ってところはあると思うんだよね。
なので【Techno Edition】と題したこの回で【Kickの作り方】ってパネルディスカッションが企画されたわけで。
で『Kickと言えばコンプが重要』という印象があるんだけど、実はそうでもないようで。

キックのピークは100 ​

ここでは、akim的に記憶に残ったいくつかをご紹介します。
まずは【Sakiko】さんのお話から。
ご自身でコラムにもまとめられてたので、そっちのリンクも貼っておきます。

で、どこが記憶に残ったかと言うと【EQの30HZ以下をカットして、100Hzをピークにする】という部分。
低音を担うKickだけど、高音成分も加えることによってアタックが増すそうで。
コラム内の動画で聴いてみてください。
たしかに音にアタックが出てます。

ちなみに、Sakikoさんは普段【Maschineソフトウェア】をAbleton Liveと連携してお使いだそうで。

『Ableton Meetup Tokyoなのに?』とお思いの方もいらっしゃるかもですね。
『Abletonの名を冠してるのに?』ってことでしょ?
Ableton Meetup Tokyoはその辺、ノープロブレムなのですww


大きい箱を想定して

お次は【A.Mochi】さん。
重量級テクノと評されてる御方。
いろいろな場所で音を出してる方だけあって『なるほど』と思った話がありまして。

それは【マスターにリバーブを差し込む】というお話。
そのリバーブで、実際に音を出したときの雰囲気をシミュレートするそうで。

リバーブって、あまりマスターには差し込まないと思うんだけど、言われてみればハコやクラブ等でどんな感じに聴こえるかをシミュレートするいい方法だよね。

ちなみに使ってるソフトは【FL Studio】だそうで。
先にも書いたけど、Ableton Meetup Tokyoはこの辺ノープロブレムですww


ゴリゴリ

【Distra a.k.a Wataru Abe】さんのお話も紹介したいんだけど、出てきた画面がコレ。

Ableton Meetup Tokyo Vol.23『コンプはあまり好きじゃない ​​』編

バリバリでゴリゴリでブリブリのMax/MSPの画面。
これの解説、俺には荷が重すぎです。。。orz

てか、3人のお話でAbleton Liveの画面が出たのは、SakikoさんがEQ Eightを使ったときだけか??
なんともAbleton Meetup Tokyoらしいwww

覚えておくといいかも

『Kickと言えばコンプ』みたいなイメージがあるけど、3人のお話を聞くとそうでもないらしい。
『コンプはあまり好きじゃない』という発言まで飛び出す始末。
EQで音を整えたほうがまとまりがいいんだって。

それともう1つ。
レコード(文字通りの意味でのレコード)を作るとき、Kickがステレオだと針が飛ぶそうな。
『ビニール切りたい!』とか思ってる方々、ご注意を。

駆け込み寺

akimは他のとこにいたりしたので、現場は見てないんですが(^^ゞ
終了後、住職を担当したヨシノリさんに聞いたら『無事、解決』と言っていたので今回も霊験あらたかだったのでは、と。

Touch & Try

尊敬を込めて【沼】と呼ばれるモジュラー。
今回はそのモジュラーを【山本製作所】さんがTouch&Tryコーナーに。

モジュラーって、好きな人はホントに好きだよね。
ハマるとホントに抜け出せないそうな。。。


今回のAbleton Meetup Tokyoレポはここまで。
Technoに特化した回だったけど、応用が利くTipsとか考え方は多かったなぁ。

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