Ableton Live10が登場しておよそ1年。
大型アップデートがやってきました。
Live10.1、登場です。

Ableton LiveっていいDAWなのに、なぜかバンド仲間にはユーザーが少ない。
ちょっと悔しいので、制作過程で気付いた or 見つけたTipsを書き連ねるカテゴリー。
ちなみに、この記事を書いてるakimはAbleton Certified Trainer

大前提

まず大前提として。
最初に公開されるのはベータ版です。
そして、大型アップデートですが無料です。

ベータ版

最初に書いておかないと、ですが。
まずはベータ版が公開です。

ベータ版と言うのは【完成まであと少し】という段階のモノです。
完成すれば【正式版】という形になりますが、完成させるためには多くの環境で使用してもらう必要があります。
そのためにベータ版を公開するわけです。

『正式版じゃないの?』と不安を覚える方もいるかもですが、ご心配なく。
Ableton認定トレーナーとしてすでにLive10.1ベータ版を使ってますが、非常に安定していますよ、少なくとも僕の環境では。

無料

アップデートは無料です。
これ、重要でしょ?

何が変わった??

さて、もっと気になるのがアップデートの中身ですよね?
使える新デバイスや、ワークフローを加速する新機能などが搭載されてますよ~

新デバイス

まったく新しいデバイスと、進化したデバイスがあります。
Channel EQとDelayは全エディションに搭載されます。

Channel EQ

3バンドEQ。
すごくシンプルな外見と操作性ながら、エフェクトの効き方はスムーズ。

同じ3バンドのEQ Threeとはタイプが違います。
EQ Threeはカットがメインの使い方だけど、Channel EQはカット&ブーストして音作りがメイン。
EQ Eightの簡易版的な捉え方が近いかも。

バンドマンこそAbleton Live~Live10.1登場!~Channel EQ

Delay

シンプルディレイとピンポンディレイを1つにまとめた新デバイス。
もちろんフィルターも調整できるので、ああだこうだと音作りが可能です。

デバイス間を移動しなくてもいいので、ストレスがかなり軽減するかな。
見やすいUIだから音を作るのも楽だし。

バンドマンこそAbleton Live~Live10.1登場!~Delay

User wavetables

シンセ好きから高評価を受けているという噂のWavetables。
Live10.1では進化して、オシレーター部分「OSC1」「OSC2」にオーディオファイルを読み込めるようになりました。
Simplerのように、いろんなオーディオファイルを読み込んで遊ぶのが楽しそうな。。。

バンドマンこそAbleton Live~Live10.1登場!~Wavetables

操作性の向上

新しい操作だったり、すでにある機能を改善したり。
ワークフローがまた加速します。

ズーム

ズームはLive10から搭載された機能ですが、これがちょっと進化しました。
「Z」を押すと、画面全体にクリップが表示されます。
ズームアウトするには「X」です。
以前までは「Shift + Z」でしたが「X」に変わったのでご注意を。

オートメーション

「A」を押してオートメーションモードにするのは変わってませんが、そこから先がかなり進化。

範囲を選択して右クリックすれば「プリセットされたエンベロープ」を挿入できます。

エンベロープの編集モードが大きく進化して、範囲選択すれば四隅と各辺の真ん中に□(四角)マークが現れます。
これをドラッグして波形を編集することが可能に。

ドローモードの改善

ドローモードで、特にグリッドをOFFにした状態でエンベロープを手書きするとブレークポイントがたくさん作られますよね?
Live10.1からは、波形を自動認識して不要なブレークポイントが作られないので、エンベロープが最初からかなり滑らかです。

フェード

オートメーションモード中、フェードイン・アウトを描くのは無理でした。
が、これからは可能です。
「F」を押しっぱなしにすれば、オートメーションモード中でもフェードを描くことができます。

数値入力

ブレークポイントを右クリックすれば「Edit Value」という項目が出てきます。
(日本語化されたら違う表示になるかも)
これを選べば、数値を直接打ち込むことが出来ます。

新機能

  • Vst3プラグイン対応
  • エクスポート機能強化⇒リターンあるいはマスタートラックのエフェクトの有無を選択可能に
  • サイドチェインのフリーズ⇒Live10.1以前は出来なかったサイドチェインを設定しているトラックのフリーズが可能に
  • トラックパッド/タッチスクリーン対応⇒ピンチ(指先をつまむ動作)によってクリップの拡大等が可能に

新ショートカット

  • H ⇒ 画面の高さに合わせてトラックが均等に配置(アレンジメント)
  • W ⇒ 曲全体を画面に収める(アレンジメント)
  • Z/X ⇒ Zでズームイン、Xでズームアウト
  • +/- ⇒ (Alt/Optionを押しながら)アレンジメントトラック、オートメーションレーンの高さ変更
  • F ⇒ オートメーションモード中に、クリップフェードを表示
  • S ⇒ トラックをソロに
  • U ⇒ アレンジメントのトラックを展開 Alt/Optionを押しながらで全展開

Live10.1の何が新しいかざっと並べましたが、いかがでしたでしょ?
いろ~~~んなタイプのLive userがこの世には存在しますけど、今回のアップデートはどんなタイプでも恩恵を受けられるんじゃないかなぁ。

ベータ版を使うには、こちらのページの下の方にある【Live 10.1のベータ版】という項目を参考にしてください。

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