ちょっとしたアクセントだったり繰り返しのフレーズに変化をつけたりなど、けっこう使いどころがある割には、慣れるまで使いづらいかもしれないね、One-shotって。
少なくとも俺は、ずっと『どうすればいいんだ?』って思ってました(^^ゞ
最近ちょっと慣れ始めたので、メモがてら書いておきます。
パッをパワワワワに
今回は週一フレーズ【春の小川】で使った方法を元に書きますね。
Introで使ってます。
『パッ』とか『パワワワワ』って音です。
『パッ』を加工して『パワワワワ』にしてるんです、これ。
波形で見ると、こう。

Warp(ワープ)
使うOne-shotは【Packs⇒Beat Tools⇒Samples⇒One-Shots⇒Orchestral⇒Harp Chop 01.aif】。
アレンジメントビューの方がやりやすいかな~と思ってるので、今回はアレンジビューでやりますね。
Harp Chop 01.aifをブラウザからドラッグ&ドロップします。
【Warp】を押してテンポと同期させます。

同時に、これでワープマーカーを追加できるようになります。
音の終了点をダブルクリックしてワープマーカーを追加。

ワープマーカーを右方向に【1.2】の下までドラッグして音を伸ばします。
エンドマーカーも同様にドラッグ。

ここまで出来たら一度再生してみます。
『パッ』が『パワワワワ』になったはずです。
でもこれだけじゃ、俺の頭の中の音と違ったのでもうひといじり。
Rev. / 複製 / フェード
Ableton Liveだと、1クリックでクリップを逆再生に出来ます。
それが【Rev.】ボタン。

これを【Ctrl+D / Cmd+D】で複製し【Ctrl+J / Cmd+J】で結合。

【フェード】を使ってフェード・インにします。

これで、今回は完成。
どうでしょ?
単なる『パッ』が『パワワワワ』になったでしょ?
たとえばアルバムの1曲目。
収録曲を使って耳をひくIntroとか作れるよね、これ。
こういう加工を覚えていくと、音イジリが楽しくなるはず。
というか、俺はバッチリとハマってます笑

レッスンという選択肢
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