DAWの中でも動作が軽い方と言われるAbleton Liveと言えども、エフェクトを挿しまくったりエンベロープを描きまくったりすればCPUに負荷がかかって、オーディオ再生が途切れ途切れになることもあるわけで。
それ、困るよね?
そんなときに使うのが【フリーズ】。
負荷軽減
仕組み
エフェクトやエンベロープはオーディオ再生と共に動作しているので、それがCPUに負荷がかかる原因の1つ。
じゃあ『一度オーディオとして書き出せば負荷が減るよね?』って考え方。
でもいちいち手作業で【オーディオ書き出し⇒書き出し終了⇒トラックに配置】だと面倒だから、クリック一発で同じことが出来る【フリーズ】という機能がAbleton Liveにはあります。
(他のDAWにもあるはず)
フリーズ化
詳しい仕組みはさておき、やってみましょう。
手順的には
- フリーズしたトラックの名前の上で右クリック
- 【トラックをフリーズ】を選択
- しばし待つ
- 完了
で、OK。
フリーズ化したので、これで負荷が減ります。
が、同時にエフェクト等にロックがかかって音イジリが出来ない状態になるんだよね。
フリーズ解除
フリーズの便利なところが【フリーズ解除】出来るってとこ。
ロックがかかったエフェクト等もフリーズ解除すれば音イジリが出来るようになるわけで。
- フリーズ化したトラックを右クリック
- 【トラックのフリーズを解除】を選択
で、OK。
バンドだったら
『ドラムはチャンネル数の関係でMTRでRecしたけど、他のパートはDAWでRecだ!!』ってケース、あるよね?
ビットレートとかにもよるけど、Recって意外にPCスペックを要求する作業。
DAW用のPCスペックが低いと、Rec中に音が途切れたりなどの不安定さを出すことも。
こんなときに、すでにRecしてあるデータをフリーズ化すればCPU負荷が減って安定さを取り戻すこともあるよ。
特に歌録りのときはDr,Ba,Gt,Synthなど、一番トラック数が多くなってるときだしね。
上手いことCPUの負荷を減らして、安定した環境で音楽制作が出来るのが一番気持ちいいよね^^
レッスンという選択肢
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