上手い言い方が思いつかなかったので【出囃子】というタイトルにしました。
まあ、入場曲というか、SEというか、ステージ上の動きに合わせて音を出す必要があるときってあると思うんです。
それこそ出囃子だったり、劇中の効果音だったり。
そういうときにもLive9は使えるよ、ってことで。
あ、今回は『曲を創る』ではなくて『曲を使う』と言った感じです。
セッション
スロット
セッションビューでは、エクセルのセルのようにマス目が並んでます。
このマス目のことをLiveでは【スロット】と言います。
このスロットにはオーディオデータやMIDIデータを入れることが出来ます。
Track Makeの場合はここにフレーズをRecしたり打ち込んだりして曲を創り上げていくんですが、今回の話はちょっと違う使い方。
オーディオデータを入れられるってことは、曲もまるごと入れられるってことです。
これが今回の話で重要なところ。
クリップ
スロットに収められたオーディオデータやMIDIデータをLiveでは【クリップ】と言います。
ここに出囃子や効果音を準備しておくと非常に便利になります。
時と場合によりますが、複数の出演者が出演するイベントだと出囃子を複数曲準備することになります。
ありがちなのが『このCDの1曲目が僕らの出囃子です』なんて音響さんに預けるパターン。
出演者ごとに間違えないようにCDを流すとなると、なかなかの手間です。
そんなときCDから音源を吸い出してLiveに読み込んでおけば音の管理が楽になります。
クリップには名前を付けられますから、出演者の名前をクリップの名前にすれば、さらに楽です。
たとえばこんな感じで。
出演順に並べたり、何か事情があったら並べ替えたり、台本にしたがって効果音を準備したり。
用途や目的によって使いやすいように準備できますよ。
実は・・・
実はこれ、僕のアイデアではないんです(^^ゞ
僕が出演したライブのPAさん(音響さん)がLive9を使ってまして。
そのときにお話を聞いたら、今回の記事のような使い方をしている、と。
なるほど、便利だな~と思ったんですよね。
それと。
不思議で残念なお話なんですが、Live9自体にはCDを取り込む(リッピングする)機能がありません。
他のソフト、たとえばiTunesとかWindows Media Playerなどでリッピングすることになります。
もしかしたらLive9単体で取り込む方法があるのかもしれませんが、僕には見つけられませんでした。
もしご存知の方がおられましたら、ご教示いただけると幸いです。
‡ポイント‡
Liveは曲を創るだけではなく、曲の管理もお手の物。
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