8ビートって和製英語なんだね。
英語だと【8th note feel】か【8th note rhythm】になるそうな。
音楽英語は覚えておいた方が情報収集に有利だから覚えておこう。
さて、今回は【8分を刻む】けど8ビートの話だけではないです。
8分
【分】は【ふん】じゃなくて【ぶ】ね。
8分音符を刻んだフレーズの代表格は・・・RockとかPunkとか?
ピックでゴリゴリッて弾いたらそんな感じになるよね。
でもスラップで弾いたらちょっと変わるよね。
もちろん指弾きでも変わる。
『でもさ、8分刻みって言ったら8ビートなのは変わらないでしょ?』
って思った方、それは早計。
8分刻み≠8ビート
8ビートの定義って【8分音符にアクセントが置かれていること】って感じなんだよね。
Bassが8分音符を刻もうが、曲が16分音符にアクセントを置いてるなら曲は16ビート扱いになるわけで。
逆もまた然りで、たとえばDrumが16分を刻んでも曲が8分音符にアクセントを置いてるなら8ビート扱いってことね。
【Smoke on the water】のイントロ、16ビートの感じはしないでしょ?
8ビートの8分刻み
『Rock!!』って感じの8分刻み。
例として挙げるなら、やっぱり【Mr.ダウンピッキング】の異名を持つ【松井常松】さんかなぁ。
これを真似するのはものすごくハードルが高いけど汗、こういう感じのグルーヴを意識するとしたらこんな感じかなぁ。
2~4拍目は曲調や、AメロなのかBメロなのかによっても変わるけど、1つ目をはっきり発音するのは変わらずかな。
で、便宜上【強】って書いてあるけど【音量を大きく】というわけでもないです。
音の立ち上がりを早くするとか、ほんの少しだけ発音タイミングを前にするとか、そういうのも含みます。
サンプル音源はこんな感じ。
2小節ずつで、【ベタ打ち~音量&発音タイミングを調整したもの~生演奏】の順番。
ディスコっぽい8分刻み
代表例としてここでは【ディスコ】って書いたけど、RockやFunkにもよく登場するフレーズ。
これなんか、わかりやすいかな。
オクターブを使ってる【ドッペッドッペッ~】ってヤツね。
【8分を刻む】ってテーマだから、オクターブを使わずに出すならこんな感じ。
裏拍にアクセントを置きつつスタッカート気味にすると、ちょっと16分寄りのグルーブを持った8分刻みになります。
1拍目の表を他の表よりもさらに短くする、あるいは長めにするとまた違ったグルーブも生まれることもアリ。
というか、Bass弾きにとって1拍目は超重要。
サンプル音源はこんな感じ。
2小節ずつで、【ベタ打ち~音量&発音タイミングを調整したもの~生演奏】の順番。
その他諸々
ここには書き切れないけど。
1拍目にグリスを絡めたり、3~4拍目を全部スタッカートにしたり、全部をレガートにしたり、などなどいろいろパターンはあるわけで。
曲調によって、あるいは曲のどの部分なのかによって変えるのは当然のこと。
コピペの繰り返し、あるいはループだけでTrackを作るのは楽しいし、俺もよくやる笑
でも、生演奏ってその手法では生まれないグルーヴを持ってるのも、これまた事実。
『なんか、Trackが盛り上がりに欠けるなぁ』なんてときはベースラインをいじるだけで変わることもアリ。
【8分】と一言で言っても、スタッカート/レガートなどの音価が変われば別物になるし、強弱をつけるだけで刻み感はまるで違うわけだし。
指で弾くか、スラップで弾くかでもホントに別物だしね。
ま、俺に声を掛けてくれれば弾きますですよ笑
おまけで【指(2フィンガー)~指(3フィンガー)~スラップ】のサンプル置いときます。
2小節ずつで変わります。
ここでは違いを伝えたいので、EQやコンプ等の設定はすべて同条件です。
レッスン、お請けします
このブログを書いている僕(akim)はベースのレッスンもやっています。
バンド生まれバンド育ちで、メジャー在籍バンドのBass担当にもレッスンしていたakimが実践的なベースを教えます。
あなたの『ここが知りたい!』を知れるレッスンです。
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