Ableton Meetup Tokyo Vol.19『遊んでください』編

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Ableton Meetup Tokyo Vol.19『遊んでください』編 AbletonMeetupTokyo

『梅雨は家で曲を作ろう!』がサブタイトルだったAbleton Meetup Tokyo Vol.19。
当日は雨は降らずにいい天気ww
そのおかげかたくさんの方にお越しいただきました^^

Ableton Meetup Tokyoとは【Abletonユーザーを横断するコミュニティーの構築】を目的に隔月で開催されているイベント。
簡単に言うなら【Ableton Liveユーザー同士、仲良くなろうよ】と言う趣旨・・・ではあるものの、イベントの面白さが噂になったのかAbleton Live以外のDAWユーザーが参加することもよくある話。

『Ableton Meetup Tokyo(略称 AMT)って、いったいなんなの??』という方、まずは過去のAMTレポートをお読みください。
Ableton Liveユーザーのみならず、音楽制作に関わっているのであれば興味出ること間違いなしかと。

過去のAMTについてはこちらから↓

Ableton Live講座動画のアプリ作りました。

前置き

前置きはほぼ定型なので、本編が気になる方は本編Vol.19に飛んじゃってください^^

Ableton?

今までのAbleton Meetup Tokyoもお読みいただくとして、まずは基礎知識。

Ableton】とは【Live】というDAW(音楽制作ソフト)を作っているメーカーです。
Liveは動作が軽く、直感的な操作が可能なので世界中のTrack makerやDJ/パフォーマーなどに愛用されてます。
その中でも、Abletonに知識・技能を認められた方々をAbleton認定トレーナーと呼びます。

Ableton Meetup Tokyo

Ableton Meetup Tokyo(略称AMT)とは

が共同オーガナイズしているイベントです。
周囲を

が実動部隊として、

が写真撮影として固めてます。
(順不同・敬称略)

イベントの目的は

Abletonユーザーを横断するコミュニティーの構築

です。
簡単に言うと【Abletonユーザー同士、友達になろうよ】的な。
公式Facebookページはこちら。

イベントは、基本的に【Ableton Liveの使い方のプレゼン⇒Q&Aタイム】のように進みます。
回によってはトーク・セッションなど、濃ゆ~~~いトークが聴ける場合もあります。

そして、実はお客さんのすべてがAbletonユーザーというわけではないのです。
『Abletonをススメられた他DAWユーザーさん』とか、『音楽制作を始めたいんだけど、よくわからない』とか、いろんな方がいらっしゃいます。
そもそも【Ableton Liveのプレゼン】ってのは基本であって、Ableton Liveに限らず【音楽制作】をするのであれば必ず役立つようなプレゼンも多いんです。

さて、長い前置きはここまで。
いよいよ本編。

Vol.19 Composition Techniques

今回は【Composition Techniques】、つまり作曲に関するテクニックがメインテーマ。
【作曲と言えばメロディを作ること】だった時代もありますが、今は【メロディ以外にビートもハーモニーもDAWで作ること】と同義で捉える方々も多いですねぇ。
いずれにせよ、『自分が作った曲を良くしたい!』って思いは昔も今も変わらないわけで。

ってことで、まずはラインナップ。(順不同・敬称略)

なお、今回から【動画アーカイブを復活させよう計画】が動いております。
機材トラブル等で上手くRec出来てない限りは動画が公開される予定です。
動画と合わせてこのブログを読むと理解がより深まるかも??

手軽で簡単。コード進行生成術!

Ableton Liveのように良く出来たソフトを使えば『コードって何?』って感じでも曲を作れちゃうわけです。
でも【コード進行生成術】は知ってて損はないというか、『コードって何?』ってタイプこそ知っておくべきTipsじゃないかなぁ。

ってことで、プレゼンターはAbleton認定トレーナーのYoshinori Saitoさん。

本編に入る前に、そもそも『コード進行って何?』って方へ。
いろんな説明方法がありますがYoshinoriさんの言葉をお借りすると
【コード進行はメロディの集合体​】
となります。
コード進行を理論的に説明すると難しい(と思われがちな)音楽用語を使わずにはいられないので、まずはこういう理解で全然OKです^^
(てか、さすがYosinoriさん、いい説明するなぁ)

で、このプレゼンで使った重要なAbleton Liveデバイスが2つ。

  • Chord
  • Scale

両方ともブラウザの【MIDIエフェクト】に格納されてます。
これ以外にも使ってたけど、重要なのはこの2つかな、と。
特に「ChordやScaleを使ってる人?」というYoshinoriさんの問いに対する会場の挙手が少なかったような気がするし。
まずは各デバイスを軽くでいいから理解してもらえれば。

Chord

読みは『コード』。
コード(和音)を自動生成してくれるデバイス
お姿はこんな感じ。

Shift1~6のノブ(つまみ)がありますね。
ノブを回すと、下にある数字(画像では0stと表示)が動きます。
st(セミトーン)は単位で【半音】のこと。
これを動かして着信するノート(音)の音程を変化させます。
着信したノートもそのまま発音されるので結果として和音に聴こえる、という仕組み。

ノブは6個あるので、着信ノートと合わせると最大で7声の和音を作ることが可能です。
7声ってすごいよね。
普通の6弦Gtじゃ出せない和音だからね。

『仕組みは一応理解できたけど、半音とか言われてもよくわかんないし』
って方は、まずはプリセットで遊んでみるってのもアリかと。
プリセット入れて、音聴いて、ノブを回してみて・・・って感じでね。
『理論的に正しいかどうか』なんてことは考えずに『気持ちいいかどうか』を感じるのが一番いいと思います。
そのために、いろいろいじって遊んでみてください^^

理論がわかる人であれば、このデバイスは今すぐにでも遊べると思いますよ。
プリセットを解析すれば、より理解が早いかも。
たとえばこんなのも入ってます。

Ableton Meetup Tokyo Vol.19『遊んでください』編

ここに、たとえば「C」を入力すると

  • C
  • E(Cの半音4つ上)
  • G(Cの半音7つ上)
  • A(Cの半音9つ上)

の4和音が生成されます。
(コードで言うと「C6」だね)
なんて楽、というか素適なんでしょう笑

余談ですが。
stと度数の数え方って混乱しません?
度数だと「1」って言えば同じ音。
でもstで「1」と言えば半音上。
ややこしい(-_-;)

なので、俺はstの数値を考えるときは、頭の中でBaの開放弦に置き換えてます。
たとえばE弦の開放から考えて『3st上ってことはE弦の3フレット』みたいな。
FやCなど開放弦に無い音の場合は、カポタストをはめるイメージで。
GtやBa弾きならこの捉え方はけっこう使えると思うんだけど、どうでしょ??

≫Chordの公式マニュアルはこちら
https://www.ableton.com/ja/manual/live-midi-effect-reference/#23-2-chord

Scale

読みは『スケール』。
スケールとは【音の並べ方】のこと。
Yoshinoriさんの言葉を借りると【スケールとはメロディのコンセプト。音の並びに国籍を持たせるモノ】
(てか、さすがYosinoriさん、いい説明するなぁー2回目)

Scaleのお姿はこちら。

Ableton Meetup Tokyo Vol.19『遊んでください』編
Scale

まずは縦13×横12のマス目が目に入るよね、きっと。
Scaleは【着信した音を指定した音に変換して出力する】という仕事をしてくれます。
たとえばC(ド)を弾いたとき、Cのまま出したり、D(レ)に変換して出したり、オクターブ上のCにしちゃったり、みたいな。

左からCの縦列、C#の縦列、Dの縦列・・・Bの縦列ってなってます。
たとえば鍵盤やピアノロールに書き込んだ C(ド) はCの縦列に入ります。
横列は下から C C# D D#・・・オクターブ上のC となっていて、設定によって変換された音を出力、つまり鳴らします。
緑に光っているマスが設定された音。
上の画像だと、CはC、C#はC#、DはD、として出力します。
図にしてみるとこんな感じなんだけど。

Ableton Meetup Tokyo Vol.19『遊んでください』編

混乱してきた??
きっとそういう人もいるよね。
少なくとも、俺は最初こんがらがったwww

プリセットを使って説明してみます。

Ableton Meetup Tokyo Vol.19『遊んでください』編

これは【Iwato(イワト)】というプリセット。
縦列左から C C# D D# E F・・・B、横列下から C C# D D# E F・・・オクターブ上のC という設定。
ここまでは最初に説明した【Scale】と同じ。
違うのは、緑色に光っているマス。

たとえば一番左下、CはCのまま出力します。
が、その2つ右のDはC#に変換されて出力します。
一番右上、着信したBはA#に変換されて出力します。

そうやって、CからBまでの12個の音それぞれ、変換するのかしないのかを設定出来るのが【Scale】というデバイスです。

≫Scaleの公式マニュアルはこちら
https://www.ableton.com/ja/manual/live-midi-effect-reference/#23-6-scale

本題

以上2つのデバイスの基本を理解いただけたら本題へ。

まずはMIDIトラックにInstrument(なんでもいいけど和音が聴き取りやすい音色がおススメ)を設定して、デバイスを並べます。
たとえばプリセットを使って、こんな感じに。

で、セッションクリップに「C一発」のMIDIクリップ作成。

Ableton Meetup Tokyo Vol.19『遊んでください』編

このクリップを再生すると、

  1. 「C」が再生される
  2. 再生された「C」が「Chord」に入る
  3. 「Chord」から「C」「E(C+4)」「G(C+7)」の3つの音が出てくる
  4. 出て来た3つの音が「Scale」に入る
  5. 「Scale」の設定によって、3つの音がそれぞれ変換される
  6. 「C#」「D#」「F#」の和音が聴こえる

ということになります。

Chordから出てくる音を変えたかったらChordのShiftをいじりましょう。
最終的に出てくる音を変えたかったら、Scaleの設定をいじりましょう。
いろんな和音が生成されますよ^^

これだけでも十分面白いと言えば面白いんだけど、MIDIクリップの「C」は変わらないんだよね、このままじゃ。
なので、Yoshinoriさんは【Arpeggiator】を一番頭に挿し込んでました。
再現するとこんな感じ。

Ableton Meetup Tokyo Vol.19『遊んでください』編

再生されたMIDIクリップの「C」はArpeggiatorに入ります。
Arpeggiatorによって「C」はいろんな音に変換されます。
変換後にChordに入るので、和音は「C」ではない音を基準に生成されます。
その後Scaleで整えられて、という流れになるのでクリップを再生しちゃえばあとは自動にコード進行を生成してくれます。

ArpeggiatorではなくてRandomを使う方法もあるそうで。
FacebookのAbleton Meetup Tokyo Forumにお客さんが投稿してくれました。

その投稿を埋め込みたいんだけど、なぜか出来ないようなので直リンク貼っておきます。
https://www.facebook.com/groups/ableon.meetup.tokyo/permalink/2055254471463264/
Yosinoriさんご本人からのコメントもあるので、そちらも閲覧必須。

Yoshinoriさんは、設定が違うChordを2つ並べて使うなどの発展形も見せてくれました。
ここで書いた基本形を理解すれば、自分好みに発展させた生成術を作り出せると思います。
さぁ、自分のAbleton LiveでLet's try!
(俺も、この記事を書くためにAbleton Liveで復習しましたwww)

衝動と感覚!簡単素材作曲

お次はUtaeさんです。
『何も思いつかないときに、こういう方法で作り始めることがあります』という前置きから始まりました。

流れとしては

  1. MIDIキーボードで適当にコード進行を弾く
  2. 良さげなコードをチョイス(Simpler使用)してつなげる
  3. PackのDrum Loopの中から適当にループ素材をチョイスしてアレンジメントビューにドラッグ&ドロップ
  4. 切り貼りして自分にとって気持ちいいループを作成
  5. 先に作ったコード進行と合わせて再生
  6. その再生された曲を聴きながら鼻歌をRec

的な。
長く見えるかもしれないけど、やってみるとそうでもない。
『何も思いつかない』状態から始めるには適度な作業量かも。

では、全部は書ききれないので特に応用が利きそうな【Simpler】【オーディオ化】について書いていきますね。

Simplerでスライス

先に挙げた流れの「1~2」の部分についてのお話。

まずは、MIDIキーボードで適当にコード進行を弾いてRecします。
この段階では、テンポもキーも気にせずにOK。
次に、Recしたフレーズ(MIDIクリップ)をオーディオ化(後述)します。

オーディオ化する理由は【Simpler】に入れるため。

  1. ブラウザの【インストゥルメント】から【Simpler】をドラッグ&ドロップ
  2. Simplerのウィンドウに、オーディオ化したファイルをドラッグ&ドロップ
  3. ここでさらにもう1段階。Simplerのモードを【Slice】に

こうすると、先ほど弾いたコード進行がスライス(ぶつ切り)にされると同時に、MIDIキーボードに自動にアサインされます。
つまり、MIDIキーボードを1本指で適当に弾くだけで、和音が再生されちゃいます。
1本指で弾くのは楽でしょ?

1本指で弾いていくうちに『あ、コレいいかも』ってのが出てくるはずなので、そこから新しい曲を作り始めればOK。
【意識せずに弾いたコード進行から、いいと思えるコードを拾って新しいコード進行を作ろう】って感じかなぁ。
【衝動】で弾いたコードから【感覚】でチョイス、的な。

ワープモードについて

プレゼン後のQ&Aでも話が出たので、ワープモードについて少しばかり。

Simplerには【ワープモード】という機能があります。
ワープ(Warp)とはタイムストレッチのことで、テンポに合わせてオーディオクリップを伸縮させる働きがあります。
これによって、テンポを上げても下げても自然に聴こえるようにしてくれてるんですね。

ただ、オーディオクリップと言っても「ビート」や「メロディ」などの種類があるわけで。
そこで【ワープモード】の登場です。
いくつか種類があるので、オーディオクリップの種類によって使い分けるのが効果的

  • Beats(ビート)=> リズムが主要な素材(ドラムループ、エレクトロニックダンス音楽など)
  • Tones(トーン)=> はっきりとしたピッチ構造をもつ素材(ボーカル、単音楽器、ベースラインなど)
  • Texture(テクスチャー)=> ピッチが描く等高線が不明瞭なサウンドテクスチャー(多声オーケストラ音楽、ノイズ、雰囲気のあるパッド)
  • Re-Pitch(リピッチ)=> Liveは音楽のタイムストレッチや圧縮をしない代わりに、再生レートを調整してストレッチングをする(再生スピードを2倍に上げるために1オクターブ上げるなど)
  • Complex(コンプレックス)=> Beats/Tones/Tetureの特性を併せ持つので、丸々1曲をワープさせるときなどに効果的
  • Complex Pro(コンプレックスプロ)=> Complexモードよりさらに良い結果を期待できるモード(あくまでも理論上の期待。聴感上はComplexの方がいい結果を得られる場合もアリ)

ちょっとややこしいけどね(^^ゞ
Simplerにぶっこんだオーディオが「え!!??」って感じになっちゃった場合は、ワープモードの設定で改善あるいは解決する場合もあるので覚えておくと役立ちます。

『え~?Simplerとか使わないし』って人でもDrum Rackは使うでしょ?
Drum RackにもSimplerが埋め込まれてるのです^^
『こういう音が作りたい』『あんな音が出したい』って欲求が出てきたときのためにも、Simplerに馴染んでおくことをおススメします。

オーディオ化

Utaeさんがどういう方法でオーディオ化したのか忘れちゃったんですが(ごめんなさい!)、こういう方法もあるよってことで【Resampling】を紹介します。
MIDIクリップをオーディオ化するってのは、これまた覚えておいて損は無いTipsだからね。
(記憶はおぼろげだけど、Utaeさんはこの方法ではなかったような。。。)

番号は便宜上です。
順番は前後しても問題なしです。
ここでは【3 Grand Piano】を【4 Audio】にRecします。

  1. 空のオーディオトラック(4 Audio)を作成
  2. 入力タイプを【Resampling】に設定
  3. Audioをアーム
  4. Grand Pianoをソロに

次に【録音ボタン】をクリック

Ableton Meetup Tokyo Vol.19『遊んでください』編

Grand Pianoの音がオーディオトラックにRecされていくので、終了まで待機。
終わったら停止ボタンでストップ。
出来上がりはこんな感じ。

Ableton Meetup Tokyo Vol.19『遊んでください』編

Grand Pianoをソロにしたのは、Grand Pianoだけをオーディオ化するため。
つまり、やろうと思えば鳴ってるトラック全部をオーディオ化出来ちゃうんですね。
これはこれで使い勝手が良さそうなので紹介してみました^^


Utaeさんが教えてくれたことをまとめるとこんな感じ。

  1. 適当に弾いたコード進行をスライスし、新しいコード進行を作る
  2. ループ素材からビートを作り出す
  3. コード進行とビートに乗せてメロを歌う

音楽の3大要素である【リズム】【メロディ】【ハーモニー】が全部含まれてますね。
ということは、自分なりの応用を利かせやすいワークフローだと思いません??

曲作り、どこから始める?

ラストはパネルディスカッション。
【モデレーター:CD HATA / パネリスト:Kaoru Inoue / 34423】という布陣です。

テキーラの乾杯でスタートして、まずは34423(ミヨシフミ)さんのお話から。
なんですが、ここでなんと!
ある意味AMTらしい画面がww

Logic出て来た

AMTは【Ableton】を冠してますが自由この上ないので、他DAWの画面も無問題ww
34423さんはAbleton Liveも使うけどLogicもお使いになるそうで。

Ableton Meetup Tokyo Vol.19『遊んでください』編
背後の画面に注目。しっかりLogic。

俺はLogicをほとんど使ったことが無いので説明が難しいんですが(^^ゞ
LogicはもともとEmagic社が開発・販売してたんですが、2002年にAppleがEmagicを買収します。
そのときにMac版のみのソフトとなるのでWinユーザーにはちと馴染みが薄いかも。
オートメーションを細かい数値入力で設定できるなど、Ableton Liveには無い機能もあります。
Macに最初から入ってるGarage Bandと互換性を持っていて、Garage Bandで作ったソングファイルをLogicで読み込むことも可能。

DAWを複数使い分けてる人は珍しくないからね。
作りたい曲を作りたいように作ればいい話なんだから。
そもそも、モデレーターのCD HATAさんだってLogicとAbletonの両刀遣いらしいし笑

サンプリング

お次はKaoru Inoueさん。
Kaoru Inoueさんは、サンプリングからインスピレーションを受けることもあるそうなんですが、これがちょっとした問題提起っぽい話に進みます。

そもそも【サンプリング】ってどうなの?と。

ここで言うサンプリングは【販売されているレコード等から一部分(ワンフレーズ)を抜き出して(Recして)自分の曲に使う】という意味。
つまり他人の曲を自分の曲に使っちゃう、ってこと。

これ、昔からおこなわれている手法ではあるんだけど、著作権的に問題になる部分でもあります。
法律的には『著作権者に話を通しなさい』になるんだけど、【元の曲の創作性がある部分をサンプリングしたか否か】が著作権侵害したかどうかのラインになります。
つまり、誤解を恐れずに言うと【メロディはアウト。Drumのワン・ショットはセーフ】という考え方も出来ちゃいます。

サンプリングから曲を作る人は大勢いるでしょうが、なんていうか、気をつけてください。
よく聞くのが【(サンプリングで作った)曲が売れたら訴えられた】って話。
裁判は面倒くさいし、負けたら払わなきゃいけないし。。。

今回、このレポブログを書くのに以下の記事を参照しました。
第5回:いろんな曲の音をサンプリングをしてオリジナル曲を作ったけど、誰にも許可は取らなくていいの?

こういう映画もあるそうで、参考になるかも。

引き続き・・・

ちょっと真面目なお話の後は、もっと真面目なお話。
Q&Aタイムで
『Ableton Liveを購入しました。遊んでるのが面白くていっこうに曲が完成しません。どうすればいいでしょう?』
という感じの質問が出ました。

これにYoshinoriさんが答えるんですが
『引き続き遊んでください』
というシンプルなリターンwww
(てか、さすがYosinoriさん(以下略)ー3回目)

遊びの先に生まれることって多いんですよね。
Yoshinoriさんのプレゼン『コード進行生成術』に含まれているいくつかのTipsは遊びの中で発見したそうですし。
『遊び』ってホント、大事だよなぁ~~

Touch&Try

今回もTouch&Tryコーナーが設置されました^^
俺は他の作業があって行けずじまいだったんだけど、大盛況だったようで。
写真で伝わるかな~?


さて、今回のレポブログはここまで。
プレゼンやパネルディスカッションからいろいろ学べるのがAMTのいいところですが、一番いいのはAbleton仲間が出来ることです。
なぜかって、刺激を受けられるからね^^


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世界的に人気のある音楽制作ソフトであるAbleton Liveで音楽制作を始めませんか?日本では『LiveってDJがよく使うソフトでしょ?』という評価が多いようですが、そんなことはありません。『感覚で扱うことが容易だ』と、多くのバンドミュージシャンやサウンドクリエイターなどから愛されているソフトです。
僕(akim)が書いたPush2での音楽制作を始めるための本
Ableton Live を扱うなら、コレ、最高

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