2ヶ月に一度の楽しい時間【Ableton Meetup Tokyo】。
今回から三軒茶屋Space Orbitから場所を移して、恵比寿TimeOut Cafe&Dinerで開催。
だいぶ広くなった・・・と開場前は思ってたんだけど、あれよあれよと言う間に満席に。
前置き
Ableton?
今までのAbleton Meetup Tokyoもお読みいただくとして、まずは基礎知識。
(ここはほぼ定型なので、知ってる方は次の項目【Vol.13】へどうぞ。)
【Ableton】とは【Live】というDAW(音楽制作ソフト)を作っているメーカーです。
Liveは動作が軽く、直感的な操作が可能なので世界中のTrack makerやDJ/パフォーマーなどに愛用されてます。
その中でも、Abletonに知識・技能を認められた方々をAbleton認定トレーナーと呼びます。
Ableton Meetup Tokyo
Ableton Meetup Tokyo(略称AMT)とはAbleton認定トレーナーであるお2人
がオーガナイズしているイベントです。
このお2人に加わる形でAMTのご意見番である
が司会・進行役を務められています。
今回は司会代打としても活躍されましたが、客席にはAbleton認定トレーナーの
もいらっしゃいます。
(敬称略)
イベントの目的は
Abletonユーザーを横断するコミュニティーの構築
です。
簡単に言うと【Abletonユーザー同士、友達になろうよ】的な。
公式Facebookページはこちら≫
イベントは、基本的に【Ableton Liveの使い方のプレゼン⇒Q&Aタイム】のように進みます。
回によってはトーク・セッションなど、濃ゆ~~~いトークが聴ける場合もあります。
(今回もありましたね^^)
でも、実はお客さんのすべてがAbletonユーザーというわけではないのです。
『Abletonをススメられた他DAWユーザーさん』とか、『音楽制作を始めたいんだけど、よくわからない』とか、いろんな方がいらっしゃいます。
そもそも【Ableton Liveのプレゼン】ってのは基本であって、Ableton Liveに限らず【音楽制作】をするのであれば必ず役立つようなプレゼンも多いんです。
過去のAMTについてはこちらから↓
Vol.13
今回は【Soundscape of Summer Special】。
要は【夏いサウンド】についての回。
たしかに、夏に聴きたいサウンドってあるよね。
J-Pop系ならTUBEとかサザンは王道かな。
GS世代なら、ベンチャーズのパイプラインとか、ビーチボーイズのココモとか!?
個人的には、これ↓
きっと、人それぞれあるでしょうねぇ。
動画アーカイブ
今回からClubberiaさんのご協力により、しっかりした撮影が入りました。
近々、編集された映像が公開されることと思います。
今回来れなかった方はその動画が公開されることを待っててください。
でも、やっぱ会場に来て、実際に空気ごと感じることが一番のおススメ。
ビーチに合うサウンドを作ろう
1人目のプレゼンターは、AMTの発起人でありオーガナイザーでもあるKoyasさん。
Abletonに限らず、機材のことであればこの方に1を聞けば100を返してくれるようなお方。
人呼んで、AMTの【Big Boss】。
今回は、Ableton Live+Push2で、その場でビーチに合うサウンドを作ってくれました。
やったことは
- KickとSnareだけの簡単なビート(ドンパンドンパン)を作る
- パーカッションのループ素材を足す
- Analogを使って、寄せては返す波のような音を作る
- シェーカーを使ってビートに彩りを加える
ってな感じ。
こうやって書くと『え?これだけ?』って思うよね、きっと。
でも、ホントにこれだけ。
逆を言うと、これだけでビーチに合うサウンドを作れるってこと。
ホントにビーチっぽかったもん。
そういえばさ、人がTrackを作るところってあまり見ないでしょ?
Spliceみたいなサービスもあるけど、じっくり見れる機会ってあまりないよね。
AMTなら、プレゼンによってはTrackを作るところを見れる場合もあるんですよ。
あのね、つくづく勉強になるよ。
夏いDUBの作り方
聞くところによると、日本のレゲエシーンはこの方がいなかったら存在しなかったとか。
それくらいの功績がありながら、俺相手でもとっても気さくに話をしてくれるのが山頂瞑想茶屋(さんちょうめいそうちゃや)さん。
AMTで何度かお会いしてるけど、笑顔以外を見た記憶が無いんだよね。
どうしたらこういう大人になれるんだろうと、ふと思ってしまう。
山頂瞑想茶屋さんは【このエフェクトを、こう使うのが好き】を軸に、エフェクトをいじっての音作りを見せてくれました。
何度も【僕は、これが好き】と言ってたのが印象的。
つまり【このやり方は絶対じゃない。他に自分好みの方法があるはずだよ】ってことだからね。
Tips的には、エフェクトの【Corpus】と、ステレオシンセ(だったかな?)をUtilityを使ってモノラルにするのが面白かったなぁ。
Corpusはたまに使ってみるんだけどイマイチ使いこなせてなかったし、ステレオ音源をモノラルにするなんて、そもそもそんな発想が無かったwww
曰く【男はモノラル】だそうです。
たしかにモノラルとステレオの聴き比べをプレゼン中にしてくれたんだけど、なんというか凝縮感的なものが出て『あ、これいいね』って感じだったんだなぁ。
今度、俺も試してみよう。
それと『オートメーションは手書きよりも、曲を流しつつパラメーターを動かして書く方が好き』だそうです。
その方がしっくり来るそうな。
そうそう、【男はモノラル】もそうなんだけど、他に【揺らぎ大好き】【歪み上等】などの明言が多々ありました。
これ、写真に撮りきれなかったんだよな~~orz
動画アーカイブの公開、お待ちしておりますm(_ _)m
夏のサウンドを語り合う
3つ目はトーク・セッション。
「夏のサウンドを語り合う」をテーマにCD HATAさんがモデレーターとして語り合う・・・はずだったんだけど、ここには書ききれないような濃ゆ~い話題に流れ着いていたような笑
HATAさんがところどころ上手くまとめてたので、こっそり尊敬の眼差しで見てました。
で、このトークセッションで生まれたのが、今回のタイトルにもなった『夏はフィジカル』。
意味は・・・・・・うん、感覚で受け止めてくれればいいと思うwww
個人的に、Shibaさんがおっしゃった
『マイルス・デイビスが生きてたら、きっとテクノやドラムン・ベースでトランペットを吹いてるよ。ジャンルどうこうより、自分が出したい音を出すのが本当に大事』
ってのがすごく胸に刺さったなぁ。
すっごく大事なことなのに見失いがちで、教則ビデオとかでも教えなくて、場合によってはアンサンブルという名のもとに自分の好みは2の次になることもあるからね。
(アンサンブルを否定するものではないよ。)
ってなわけで、自分が出したい音を出し続けるための旅はこれからも続きますなぁ笑
機材的には齋藤久師さんのモジュラーシンセが凄すぎてwww
(HATAさん、お借りします!)
てか、齋藤久師さんはこの本の著者さんでした。
(トークセッションで言ってました。)
お世話になった(なってる)のは俺だけじゃないはず。
次回
正式なアナウンスはまだですが、Koyasさんから『次回は8/11』という発表がありました。
お盆真っ只中で人によっては帰省や旅行などもあるかもですが、そんな予定はピークをずらして交通費が安い時期に行くとして、まずはAMTに来るってのはどうでしょう?
俺はもちろん行きますよ~!!!
AMT会場でお待ちしてますm(_ _)m
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