ハーモニーという言い方をしてもいいかもしれません。
単音のメロディや打楽器で創ったビートだけでは表現しきれない「明るさ」「暗さ」「重さ」など雰囲気を曲に加えるのに、コード進行やハーモニーは非常に有効ですよね。
創ってみよう
コードに限らずですが、Live9に打ち込む場合は
- 地道に打ち込む
- Audio to MIDIを使う
- MIDIキーボードなどの外付け機器を使う
という方法があります。
ここでは「III.MIDIキーボードなどの外付け機器を使う」を選択してみます。
もちろん地道に打ち込んでもいいですし、Audio to MIDIを使ってもOKです。
自分がやりたい・やりやすい方法で曲を創りましょう。
基礎知識
種類
一口に『外付け機器』と言ってもたくさんあります。
MIDIキーボードのように鍵盤楽器の形をしているものが主流ですけど、それ以外にもいっぱいあります。
MIDIキーボード
パッド型
独自路線型
私見ですが、鍵盤楽器が弾ける人はMIDIキーボードが馴染みやすいと思います。
しかし、そうではない人にとってはMIDIキーボードが最良の選択とは言い難いと思います。
慣れてしまえば便利な黒鍵・白鍵も、慣れるまでは『???』と思う人も少なくないかと(僕は???のタイプでした)。
また、楽器屋さんで触るだけではなく、メーカー公式サイトや動画サイトなどで使い方を下調べすることをおススメします。
イメージだけで購入した場合、泣きを見る場合もありますよ。
安くない買い物ですから。
接続
外付け機器を接続し、Live9に認識させましょう。
今の機材はほとんどがUSB接続だと思いますので、その前提で。
あと、機材や使用しているOS(WinとかMacとか)によって接続方法が変わることがあります。
説明書がある場合は必ず説明書を読みましょう。
ここに書くのは一般的な接続手順です。
- 外付け機器をUSB接続する
- Liveを立ち上げる
- 【オプション】⇒【環境設定】を選択
- 【MIDI Sync】タブを選択
- ドロップダウンボックスからお目当ての外付け機器を設定する
これくらいです。
Ableton Pushなど、Liveで使用するために制作された機器(ネイティブ対応)の場合はもっと簡単だったりします。
- 外付け機器をUSB接続する
- Liveを立ち上げる
これで基本設定は終了。
あとは好みで【MIDI Sync】タブから設定すればOK。
設定が終わったら次はいよいよコードを入力します。
Rec
まずは音色を選びましょう。
ピアノでもオルガンでもレイヤーでもシンセでも、お好みの音色でOKですよ。
音色選びが終わったら、Recしたいスロットの【クリップ録音ボタン】をクリックしてください。
設定したカウントの後に、クリップが流れてRecが開始されます。
演奏が終わったら【停止ボタン】【クリップ停止ボタン】などをクリックすれば終了です。
(詳しい設定はLive9で曲を創る Track.04『メロディ』を参照してください)
さらに細かい調整は
- 編集したいスロットを選択
- クリップビューを表示
- MIDIノートエディタで調整
でOKです。
参考として僕の音楽日記を貼り付けてみます。
Live9専用のMIDIコン【Push】を使って曲を創っています。
Live9で打ち込みやRecなどをして【クリップ】を創る作業の基本は以上です。
前の2つのエントリー、
と、このエントリーを繰り返すことでクリップを増やしていく、つまり作曲・編曲を進めていきます。
それが終わったら、次はMixになるわけですが。
そこにはLive9ならではの機能もあるわけで。
‡ポイント‡
外付け機器をとりあえず接続。
そこから先は簡単簡単。
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