Mixのためのオートメーション化はアレンジメントでやる方が楽だと思います。
でもクリップをオートメーション化したい場合もありますよね。
今回はそんなときのためのやり方です。
クリップのオートメーション化
アレンジメントにおいてのオートメーション化はこちら。
![](https://akim.fun/wp-content/uploads/2022/03/akim-ArtstPhoto02-scaled-160x90.jpg)
Live9で曲を創る Track.08『オートメーション化』
ボリュームやパン等は一度設定すればOK、というものでもありません。曲中で変わることもよくあります。かと言って手動ですべてのトラックをコントロールするには限界がありますよね。そこで、オートメーション化です。
今回はクリップ、つまりセッションでのオートメーションのやり方です。
アレンジメントでのオートメーション化と同様にボリュームやパン、エフェクトのON/OFF等を設定出来ます。
手書き
では、マウスでポチポチと手書きする方法から。
ここでは試しに【Bright Snare】のON/OFFを設定しますが、ボリュームやパン、エフェクトの動作設定も同様です。
- セッションを表示
- エフェクトを差し込んだトラックを選択
- クリップビューを表示
- エンベロープボックスを表示
- 【デバイスの選択】から目的のエフェクトを選択
- 【コントロールチューザー】から設定したい項目を選択
- 赤い破線にマウスを合わせて、マウスでポチポチして完了
用語はややこしいけど、見てもらえれば手順はわかってもらえると思います。
動作をRec
- セッションを表示
- デバイスビューを表示
- オートメーションアームをON
- トラックのアームボタンをON
- セッション録音ボタンをON
- クリップを再生
- クリップを聴きながらエフェクトをON/OFF
- 停止ボタンをクリックして完了
箇条書きにすると手書きより手間がかかりそうですが、こっちの方が感覚的にオートメーション化出来ます。
きっちりと書きたいときは手書き、感覚でいじりたいときはRec、というのがいい使い分けかも。
公式マニュアルはこちら。
https://www.ableton.com/ja/manual/automation-and-editing-envelopes/
ちなみにこの機能、搭載されたのはLive9からです。
Live8までは無かった機能なんですね。
なんでこんなに便利な機能がそれまで無かったのかと思うくらい、有能です。
‡ポイント‡
クリップにもオートメーションを書き込める。
【セッション録音ボタン】を活用すべし。
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