バンドマンこそAbleton~Live10で最初に覚えたこと

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バンドマンこそAbleton~Live10で最初に覚えたこと バンドマンこそAbleton Live

一見すると地味なバージョンアップだけど、使ってみると『おっ!いいね!!』と思えるLive10。
せっかくだから、最初に覚えた新機能のショートカットをメモしておこうかと。
『あれ?あの機能はどう使うの?』ってなったのは俺だけじゃないだろうしwww

Ableton LiveっていいDAWなのに、なぜかバンド仲間にはユーザーが少ない。
ちょっと悔しいので、制作過程で気付いた or 見つけたTipsを書き連ねるカテゴリ

Ableton Live講座動画のアプリ作りました。

Live10

基本的に、Live9からアップグレードした人を対象としてます。
(自分がそうなんで)
Ableton Live入門のためのブログとかは・・・そのうち書きます。

A

まずはこれを覚えないと、アレンジメントビューで音をいじる時に
『オートメーションを・・・あれ??』
ってなるんじゃないかなぁ。

Live9では何も操作をしなくてもオートメーションが描けるし、クリップの移動や選択も出来たわけで。
でもLive10では【オートメーションモード】というのが追加。
一手間増えたようにも思えるけど『あ!オートメーション描いちゃった!』というミスから逃れられるわけですね。

つまり【オートメーションに集中できるモード】ってこと。
間違ってオートメーションを描いちゃうミスが無くなって結果的にワークフローは加速してます。

【A】はオートメーションのOn/Offです。
オートメーションモードにするときも、抜けるときも【A】でOK。

Z / Shift+Z

似たような機能で【+】でズームイン、【-】でズームアウトってのがあるんだよね。
だから最初は使いどころがよくわからなかったんだけど、わかってしまえば『あら、便利』的な。

【+ , -】でのズームイン・アウトはアレンジビュー全体の表示が変わる機能。
それに対して【Z】はクリップを拡大、【Shift+Z】で元に戻す機能。
(Live10.1では、元に戻すには【X】)

たとえば
『5分の曲のイントロ4小節にオートメーションを描きたい』
なんて、場合。
曲全体を表示させてたら、4小節って短いというか小さいというか。
その4小節分をアレンジメントビューで見やすいような、ちょうどいい大きさに拡大するのって今まではちょっと手間だったわけですよ。
マウスでアレンジメントビューの時間軸をずらしつつ、上下にドラッグしたり【+】でズームインしたり。

それがLive10では【イントロ4小節のクリップを選択して Z 】すれば一発で拡大。
オートメーションを描いたら【Shift + Z】で拡大前に一発で戻ります。
つまり、この例えの場合だと

  1. 曲全体を表示
  2. イントロ4小節を選択
  3. 【Z】で拡大してオートメーションを描く
  4. 描き終えたら【Shift + Z】
  5. ふたたび曲全体を表示

てな具合。
使いどころさえわかれば便利でしょ?

M

Ableton Liveって、PCキーボードをMIDIコンみたいに使う機能があるわけですよ。
PCキーボードの【A , S , D , F, G , H , J , K】がそれぞれ【ドレミファソラシド】、つまり鍵盤楽器の白鍵。
【W , E , T , Y , U】がそれぞれ【ド♯ , レ♯ , ファ♯ , ソ♯ , ラ♯】
図にするとこんな感じ。

(素材のキーボードの写真だと【Y】が【Z】になってるけど、場所的にはココです)

ふと思いました。
『オートメーションモードで【A】使ってるよねぇ。。。あれ??』
と。

『もしかして無くなったのか?』とか思って調べたらちゃんとありました。
良かった良かった。

【M】でMIDIコンみたいに使うかどうかを切り替えられます。
『本気打ち込みはPushやMIDIコンだけど、ちょっとしたことならPCキーボードで』っていうタイプ(俺含む)もこれで安心。

この【PCキーボードをMIDIキーボード代わりにする】の図面、欲しい方はこちらのページからどうぞ。

Ctrl+L / Cmd+L

知ってる人は知ってるこのショートカット。
そう、ループ設定。

ただ、この機能には不満がありました。
だってCtrl + L / Cmd + Lでループ設定は出来るけど、解除が出来ないんだもん。

でも、もう大丈夫!
Live10からはループ設定も解除も【Ctrl + L / Cmd + L】でOK!

これ、今まで出来なかったのが超不思議。
Live9までは無かったからキーマップに設定してたもんなぁ。

そういえばLive10 Free Eventでこの機能をDylan Woodさんがプレゼンしたとき、客席から『Finally(ついに)!!』って声が上がってた。
みんな、この機能を待ってたんだね笑

Ctrl+Shift+C / Cmd+Shift+C

Live10の新機能【キャプチャ】。
使ってますか?

キャプチャとは【Recボタンを押さなくてもMIDIコンでの演奏をRecしてしまう機能】
つくづく便利だよね、これ。
『Recボタンを押したら緊張しちゃう!』ってタイプもRecボタンを押さずにRec出来るから助かるかと。

キャプチャについての詳しい使い方はAbleton Meetup Tokyo Vol.17でのKoyasさんのプレゼンが参考になるかと。

Pushでも出来る!

キャプチャは便利。
でも、キャプチャを使うってことはMIDIコン(俺の場合はPush)を使ってるってことなんだよね。
Pushから手を離すのが一手間だなぁ~と思っていたら、Twitterでつながってる方からこんな情報が。

Push2で出来るんならPush1でも出来るんじゃないかな、と思って調べたら。
Ableton公式のLive10リリースノートのPushの項に載ってるのを発見。
それによると

To trigger Capture from Push 1 and 2, press and hold the “Record” button and then press “New”

とのこと。
【Recordボタンを押しつつNewボタン】でOK、だそうな。
手間が減るね!!

補足

Ableton公式ショートカット一覧表は、マニュアルにも載ってます。

https://www.ableton.com/ja/manual/midi-fact-sheet/

Ableton公式サイトの【Liveを学ぶ】ページにはいろんなTipsが紹介されてるので、ちょっと空いた時間にでも観ることをおススメします。

Live 12の新機能 | Ableton
Ableton Live 12の新機能、デバイス、サウンド、 ワークフローのアップデートをチェック。

こんなビデオとかがたくさんあるよ。

レッスンという選択肢

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