バンドマンのためのAbleton~変拍子

バンドマンのためのAbleton~変拍子 バンドマンこそAbleton Live

Ableton Liveには独自の画面の『セッションビュー』と、いわゆる普通のDAW画面の『アレンジメントビュー』があります。
どちらをどう使おうがそれぞれの好みなんだけど、変拍子に関してはちょっと覚えなくちゃいけないこともあったりして。

変拍子

曲全体で

曲全体を変拍子にするのであれば、画面左上の【拍子記号】をいじればOK。
これはアレンジメントビュー/セッションビュー共通。

15all

アレンジメントビューで

曲中で変えるなら【スクラブエリア】上で右クリック⇒拍子記号変更を挿入⇒○/○の形で入力すればOK。

15arrangement

セッションビューで変拍子を設定すると、右クリックをしても【拍子記号変更】が選択出来なくなることがあります。
【オートメーションをふたたび有効】にすればOKなので焦らないように(経験者は語る)。

バンドマンのためのAbleton~変拍子
バンドマンのためのAbleton~変拍子
オートメーションが無効になってる
バンドマンのためのAbleton~変拍子
クリックしてオートメーションを有効に
バンドマンのためのAbleton~変拍子

シーンで

ではセッションビューの場合。
セッションのシーン(横列)の名前欄に○/○の形で拍子を入れてやればそのシーンは変拍子として扱われます。
たとえば5/4(4分の5拍子)とシーンに入力すると、そのシーンの空のMIDIクリップは5/4で作成されます。

15scene1

ただし、注意点が1つ。
Ableton Liveは直前に再生されたシーンの拍子を一時記憶するんだよね。
つまり5/4のシーンを再生したあと他のシーンで空のMIDIクリップを作成すると、それは5/4のクリップになるということ。
それを回避するにはすべてのシーンに拍子を設定するか、5/4以外の拍子を設定したシーンを一度再生するか。
ある意味では便利だし、ある意味では不便なこの機能。
覚えておかないとTrackmake時にちょっとパニクる可能性有り(経験者は語る2)。

15scene2

オーディオデータは、と言えば。
Ableton Liveの中では5/4として見られてるんだけど、見た目に変わりはない状態。

バンドマンのためのAbleton~変拍子

クリップで

Ableton Liveの中で5/4と見られてても、自分の目にわかりづらいんじゃ扱いにくい。
なので、クリップ自体を5/4として扱います。
【Clip】の【Signature】を5/4にすればOK。

バンドマンのためのAbleton~変拍子

これでオーディオデータも(一応は)5/4表記。
音いじりをするのはこっちの楽なはず。

さてここで問題です。
【4/4⇒4/4⇒4/4⇒6/4】という拍子が途中で変わる4小節ループを作りたいと思います。
どうしましょ?

実は、クリップごとに拍子は設定出来るんだけど、クリップ内で拍子を変更することはLive9では出来ないのです。
なので、クリップを分けることにします。

2/4拍子にしちゃえば【4/4⇒4/4⇒4/4⇒6/4】というループを1クリップで無理やり作ることも出来るけどね。見づらいし、拍子ってただの数値じゃなくてグルーヴに大きく関係してくるところだから俺はやらない。

クリップは【4/4を3小節】と【6/4を1小節】の2つ。
これをセッションビューで連続して上下に並べます。
これで【フォローアクション】を設定すればOK。

フォローアクションとは、クリップが再生された後のことを指定する機能のこと。

これを使えば拍子が違っても続けて再生出来るから、結果としてループを作れる、と。
4/4を3小節再生した後6/4を再生、6/4の再生後は4/4に戻る設定にすればOK。

バンドマンのためのAbleton~変拍子
バンドマンのためのAbleton~変拍子

ちなみに変拍子のループをセッションビューで作った後、あれやこれやといじって作ったのがこちらのTrack。
アレンジやサウンドデザインを考えているとき、フォローアクションでひたすらループさせてました。

鎧竜~Ankylosaurus~ / 月一新曲#4

変拍子ってアクセントとしても使えるから、覚えておかないとね。
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レッスンという選択肢

独学・独習だと、壁にぶち当たることがあります。
バンドのようなグループ内にいる場合は仲間からのアドバイスで解決することもありますが、DAWでの楽曲制作は1人でやることが多いので仲間が出来にくいという側面はありますよね。
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