ボリュームやパン等は一度設定すればOK、というものでもありません。
曲中で変わることもよくあります。
かと言って手動ですべてのトラックをコントロールするには限界がありますよね。
そこで、オートメーション化です。
オートメーション化
オートメーション化とはボリュームやパン、エフェクトのON/OFF等の作業をDAWにさせるってことです。
方法は2つ。
- 手書き
- 動作をRec
の2つからお好きな方を選びましょう。
エフェクトのON/OFFなど『ここ!』とタイミングがはっきりしている場合は【手書き】。
フェードアウトなど曲を聴きながらやるのが良さそうな場合は【動作をRec】、と使い分けるといいと思います。
ここでのオートメーション化はアレンジメントでやります。
クリップもオートメーション化できますが、方法がちょっと違うのでそれは別エントリーにて。
手書き
マウスでポチポチと設定します。
ここでは例として、EQ EightのON/OFFをやってみます。
- アレンジメントを表示
- ブラウザからEQ Eightをドラッグ&ドロップ
- 【フェード/デバイスセレクタ】でEQ Eightを選択
- 【オートメーションコントロールセレクタ】でオートメーション化したい項目を選択
(ここではON/OFFなので【Device On】を選択) - ON/OFFを切り替えたい場所をクリック(ブレークポイントの作成)
- マウスで場所を調整
- ブレークポイントを削除したい場合は、そのポイントをクリック
- オートメーションをすべて削除したい場合は【デバイス アクティベータ】を右クリックし【オートメーションを削除】を選択
こんな感じです。
場所を表す用語がちょっとややこしいですが、動画を観てもらえればわかってもらえるかと。
オートメーションコントロールセレクタに表示される項目が、オートメーション化出来る項目です。
EQ Eightと一口にいっても数10以上の項目が設定出来るんです。
曲を作りたいように作れますよ。
動作をRec
ここでは例として、ドラムトラックのボリュームを設定します。
手書きでも出来ますが、音を聴きながらやった方が自然かと。
- アレンジメントを表示
- すべてのトラックの【アレンジメント録音アームボタン】をOFF
- 【オートメーションアーム】をON
- 【アレンジメント録音ボタン】をクリックしてRecを開始
- トラックレベル(ボリューム)を調整
- 停止ボタンをクリックして終了
- 必要であればブレークポイントを削除・追加して修正
- すべてを削除したい場合は【トラックレベル】上で右クリックし【オートメーションを削除】を選択
こんな感じです。
トラックレベルの調整は、トラックレベルの数字部分をクリックしたままマウスを上下することでおこないます。
マウスを上に動かせばボリュームが大きくなり、下に動かせば小さくなります。
‡ポイント‡
細かい作業はDAWにさせちゃいましょう。
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