【ジムノペディ 第1番】。
作曲者はエリック・サティ(Erik Alfred Leslie Satie)。
第1番と付いてるってことは、当然ながら他にもあってジムノペディは第2番と第3番があります。
Youtubeにもあがってるから興味ある人は聴いてみるといいと思う。
ただ、曲調や雰囲気は第1番とかなり似てて、ある意味間違い探しのような!?
週一フレーズとは、毎週1曲、ループ素材+Bass演奏で創るTrackとakimが定めたもの。
【毎週水曜日に公開】【ループ素材をあれこれイジる】【ベースライン以外にもメロやコードもBassで演奏】の3点を基本ルールとして、童謡や有名曲を1分程度のTrackにする(たまに違うこともアリ)。
異端児
たとえば、今では普通に使われているモード(旋法)を自作品に取り込んだりとか、調性音楽(キーがハッキリした曲)に異を唱えたりとか、対位法ではダメとされている進行を使ったりとか。。。
なかなかのPunkだったようで。
ドビュッシー(亜麻色の髪の乙女など)やラヴェル(ボレロなど)、印象主義の作曲家たちにも大きな影響を与えたとか。
異端児なだけではなく、業績もしっかりと残しております。
でも、この曲【ジムノペディ】もどこかで耳にしてるはずなのになぜかサティという名前や曲名の知名度はイマイチ低いような。。。
後世の知名度もある意味異端児なのかな?
イージーリスニング
酒場での演奏活動時、客の邪魔にならない演奏をするのは重要な要素だったそうな。
つまり今でいうイージーリスニングというかアンビエントというか、そういう音楽のルーツだったんだね。
サティ自身は自分の作品傾向を【家具の音楽】、つまり家具のように邪魔をせずに存在している音楽と呼んでたって言うから自覚はあったんだなぁ。
ちなみに、ジムノペディには気持ちを落ち着かせる効果もあるとされているので、病院での血圧測定中に流されたり、心理療法の一環として使われることもあるんだって。
効果のほどはさておき、この曲を聴くとゆったりした気持ちになるのは確かだよね。
ジムノペディ 第1番
例の如く、一部抜粋でお送りします。
メロ、コード、ボトムの3パートをBassで弾いてます。
主使用機材
動画
気持ちが落ち着くシーンってのは人それぞれだからね。
この動画を見てドキドキするかどうかは、人によるよね笑
ちなみに、女性の顔が見えないのは俺の意地悪ではなく、元動画にも映っていません。
譜面
ピアノ曲をBass向けにアレンジするとき、立ちはだかるのが音域の壁。
ボトムは5弦の開放であるLow-B音を、コードでは俺のBassの最高音である1弦24fを使ってます。
なかなかに音域が広いね(-_-;)
が、この曲の1番のテーマは4分の3拍子ってこと。
3拍子ってワルツが1番馴染み深いけど、ああいうノリの3拍子って実は少数派なんじゃなかろうか。
やっぱ、ワルツはワルツであって、3拍子の代表的グルーヴってわけじゃないよね。
この曲を弾くと、そう思う。
メロがワルツのノリとは全然違うもん。
レッスン、お請けします
このブログを書いている僕(akim)はベースのレッスンもやっています。
バンド生まれバンド育ちで、メジャー在籍バンドのBass担当にもレッスンしていたakimが実践的なベースを教えます。
あなたの『ここが知りたい!』を知れるレッスンです。
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