絶対音感がある人ならいらないんだろうけど、多くの人はチューナーを使うよね。
精度でいえばシールドを挿して実際に音を計測するタイプがいいんだけど、クリップタイプの手軽さは魅力的。
楽屋でちゃちゃっとチューニング出来るし、シールドから音が出ないアコースティック楽器にも重宝するし。
クリップチューナーに関するこんな記事を見つけました。
なかなか面白い内容でしたよ^^
⇒チューナーも、それを使う人も好きだからこそ「超現場主義」の企画担当―コルグ 開発部 並木香織
選び方
クリップチューナーは、楽器屋の店頭にもサウンドハウス等の通販サイトにもたくさんの種類がラインナップされてる。
でも、わからない人には『どこが違うの?』って感じだよね。
そこで、俺的選び方をメモ代わりに書いておきます。
ただ、歯がゆいことに最も大切なチューニング精度に関しては使ってみないとわからないので、その辺はレビュー等を参考にするしかないっす(-_-;)
ヘルツ(Hz)
まずは、重要な部分から。
安いチューナーの中にはキャリブレーション、つまり基準ピッチの変更機能が無いものがあります。
これ、要注意。
『440Hz一択!』ってバンドならいいだろうけど、生ピアノとかと合わせる場合はGtやBaがピアノのチューニングに合わせる必要があるからね。
なぜならピアノはチューニング変更が簡単じゃないから(^^ゞ
さらに、ピアノって441や442Hzとかに合わせてることが多いそうな。
となると、キャリブレーション機能は必須。
手軽さ
自宅でしか楽器を弾かない人はともかく、ほとんどの人はスタジオやライブハウスでもチューニングするわけで。
となると小さく折りたためるような、持ち運びに便利な作りだとありがたい。
視認性を求めて、けっこうゴツゴツしたタイプもあるんだよね。
でも、俺はクリップチューナーはベースケースに入れて持ち運ぶんで、あまりゴツゴツしたのだとベースケース内で場所を取っちゃうから困る。
スコア等の仕込が多い場合にはベースケース内がパンパンだったりするし。
出来ればコンパクトな方がいい。
ただ、コンパクトだからって作りが弱いのは困る。
クリップチューナーってヘッドに付けて使うものだから、時々どこかにぶつけちゃったりするんだよね(-_-;)
なので、ちゃちな作りは問題外。
視認性
視認性のために、表示画面が大きく作られてるものも多い。
俺は上に書いたように【手軽さ】を重要視するので、あまり大きいものは選ばない。
それに、そこまで大きくなくてもちゃんと見えるし。
ただ、表示画面の角度は重要かな。
自分から見たい角度で使えるもの。
これがいいよね。
なので、俺は表示画面を動かせる【首振りタイプ】を選びます。
首振りじゃないものは壊れづらいというメリットを持ってるそうなんだけど、俺は首振り部分を壊したことがないので気にしない。
色・見た目
ここは完全に好みだけどね笑
見た目や色が好みの方が、大事に使うでしょ?
それに、場合によってはステージ上でもクリップチューナーを付けっぱなしってこともあるからね。
価格
楽器に限らず、買い物のときに価格は気になるよね。
クリップチューナーの場合、安いのは1000円前後、高いのは7~8000円位。
あまりに安いのは機能を削られてる場合があるから候補から除外。
でも高いから良いモノかというと、そうとも言い切れないのが難しいところ。
この辺はメーカーへの信頼性やレビューを頼るしかないかな。。。
選んだのは
で、俺が選んだのはこちら。
いいよね、紫。
もちろん、見た目だけじゃなくて機能等の条件もクリア。
そして価格もお手ごろの1500円程度。
レビューは見つからなかったんだけど、D'Addarioの名前を信用してみた。
弦メーカー大手がちゃちなモノを作らないんじゃないか、的な。
動画もわかりやすかったしね。
ヘッドの裏側だろうが表側だろうが、好きなように使えるってのもポイント高し。
使ってみたけど、反応も速いし精度も高い。
D'Addarioが出してる中では安い方なんだけど、それはキャリブレーションの幅の違いかな。
これは430~450Hzなんだけど、高いのだと410~480Hzなんで。
メトロノームが付いてる機種は価格が上がるね。
俺はメトロノームは単体の方が好きなので、チューナーにはいらないwww
さて、以上がクリップチューナーの選び方(akim篇)でした。
参考になれば幸いですm(_ _)m
さらにもう1つ(2020/12/22追記)
上記の紫のチューナーは今でもお気に入りなんですが、機材というのは進化するもので。
ペグのネジ止め部分に装着するチューナーも使っています。
このチューナーは表側、つまりお客さん側から見えないところに装着出来るので、見た目が非常にいいんですよね。
ベースをケースに入れる時にも邪魔にならないし。
もちろん、反応とかも特に気にならずに使えます。
装着場所が悪いと反応が鈍くなるみたいなので、もし反応が良くなかったら装着場所を変えてみてください。
レッスン、お請けします
このブログを書いている僕(akim)はベースのレッスンもやっています。
バンド生まれバンド育ちで、メジャー在籍バンドのBass担当にもレッスンしていたakimが実践的なベースを教えます。
あなたの『ここが知りたい!』を知れるレッスンです。
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