Bassを弾くときに、避けては通れないコード進行。
というか、コード進行からベースラインを考えるのはBassistに与えられたギフトです。
存分に楽しみましょう。
では、そもそもコード進行とは?
【ベースラインの作り方】を主軸に記事を書くカテゴリー。
具体的な作り方よりも、Bass弾きの考え方とか頭の中を覗く視点が多いかも。
起承転結
落ち着き⇒不安⇒落ち着き
この世の全ての曲・・・とまではいきませんが、多くの曲は【展開】あるいは【構成】という名の下にアレンジを施されています。
曲として起承転結をつけるためです。
そのためにリズムやメロディに変化をつけたりなどするわけですが、コード進行にも起承転結があります。
で。
ここがコードの面白いところなんですが、コードの響きはコードを奏でる順番と重要な関係があります。
どういうことかと言うと。
例えば【C】というコードがあります。
Cはド・ミ・ソ(C・E・G)で作る和音です。
次は【G7】というコードです。
G7はソ・シ・レ・ファ(G・B・D・F)で作る和音です。
Cは、きれいな響きですね。
G7にはちょっと力強さを感じます。
それぞれをコード単体で聴く分には『ああ、こういう響きなんだ』程度でも、これを続けて聴くと印象が少し変わると思います。
フレーズは全部で4小節。
Cが2小節、次にG7が1小節、最後にCに戻って1小節です。
3小節目でG7が鳴った時、ちょっと不安な感じがしませんか?
どこかに落ち着きたいような感じと言うか。
そこからCに戻ると、落ち着いた感じがしませんか?
もし不安感を感じなくても心配しないでください。
こんなものは慣れですから、意識して聴く癖さえつければそのうちに聴こえるようになります。
このように、コードを並べるとコードを奏でる順番によって響きから受ける印象が変わります。
これが【コード進行】です。
もっとたくさん
コードはたくさん種類がありますから、例に使った【落ち着いた】【不安な】以外にも、【ちょっと不安】【アンニュイ】【気取った】【出口が無い】などの印象を受けるコードがあります。
コード単体で聴いても【なんか気持ち悪い】【すっごく不安】という印象を受けるコードもあります。
こういう【印象】を上手く使うと、作曲やアレンジが楽しくなり、さらにはその曲にベースラインをつける作業も楽しくなります。
もちろん、そのためにはコードに対する知識を深めなければいけません。
でも、基本を知ってれば応用なんて恐るるに足らず。
ちなみに
例に使ったC⇒G7⇒Cのコード進行、どこかで聴いたことありません?
こうすれば、わかりますよね?
けっこう、コード進行って身近にありますよ。
TrackmakeはいつものようにAbleton Live9。
Charred Kit 01、Funky Organ、Clean2 Bright Guitar、Grand Pianoを使ってます。
Bassは僕が弾いてます。
パンは振ってますが、EQ等での調整はしてません。
‡ポイント‡
コードは単体よりも並べることが重要。
並べて聴くと響きが変わる。
レッスン、お請けします
このブログを書いている僕(akim)はベースのレッスンもやっています。
バンド生まれバンド育ちで、メジャー在籍バンドのBass担当にもレッスンしていたakimが実践的なベースを教えます。
あなたの『ここが知りたい!』を知れるレッスンです。
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