【初めてのDTM動画制作術】Ableton Meetup Tokyo Vol.46

AbletonMeetupTokyo

最初はお客として通い、AMTの感想ブログを書いてたら【AMT公認ブログ】の肩書をもらい、AMTのスタッフ的なことをしたりしてた結果、Ableton認定トレーナーになったakimです。
ある意味、AMT育ちですな。

Ableton Meetup Tokyoとは【Abletonユーザーを横断するコミュニティーの構築】を目的に隔月で開催されているイベント。
簡単に言うなら【Ableton Liveユーザー同士、仲良くなろうよ】と言う趣旨・・・ではあるものの、イベントの面白さが噂になったのかAbleton Live以外のDAWユーザーが参加することもよくある話。
ちなみに、このレポを書いてる俺(akim)も2018年にAbleton Certified Trainerになりました。

Ableton Live講座動画のアプリ作りました。

オンラインならではのテーマかも

そんなakimがAMTでプレゼンしました。
テーマは【初めてのDTM動画制作術】。
ある意味、オンラインならではだよね。
収録だけで4時間かかったし。
編集に2日かかったし。
こんなのオフラインでは出来ないよね笑

で、このテーマで話をするキッカケというか理由が僕のYouTubeチャンネル。
コツコツと動画をアップしていて、気付けばAbleton Live講座だけで現在350本近くありまして。

akiMusic
5弦Bassist / Ableton認定トレーナーのakimです。 座右の銘は【『変態!』は最上の賛辞】。 スラップ重視の肉体派。 現在の愛器はFreedom Custom Guitar ResearchのRhino-5st(Dope Grape)。 【Ableton Live講座】と【Bass演奏】をメインに、動...

本人からすると【本当にいつの間にかの350本】なのでノウハウとかをあまり考えたことは無かったんだけど、これから始めたいと思ってる側からすると知りたいことだらけだったみたい。

初めてのDTM動画制作術

akiMusic

補足

最初の方に書いたけど、収録に4時間かかりました。
(動画内では「(収録時間は)完成尺の1.5~2倍」とか言ってるのに笑)

でも、言いたいことや伝えたいことを全部詰め込んだらホントに2時間超の完成尺になっちゃうと思います。
編集中に『あ~、ここも切らなきゃいけないか・・・』って何度も泣きましたから。
動画内で伝えたいことを【必ず伝えたい】【伝えたい】【伝えておくといいはず】みたいにランキングして【必ず伝えたい】だけを残したんですが、他にも伝えたいことがあったのは確かなので補足として書いておきます。

0.はじめに

この動画内で話している内容は【あくまでも現段階では】という前提です。
Ableton Live講座の【Vol.001】と、初めてのDTM動画制作術公開時点の最新版【Vol.344】では、制作環境やソフト、編集スキルなどが大きく変わってます。
事実、自分で言うのはおこがましいですが【初めてのDTM動画制作術】を制作するために映像編集スキルが爆上がりしましたし笑
なので【あくまでも現段階】という注釈を付けさせてもらいます。

1.ネタ選び・ネタ探し

動画内では『思いついたらスプレッドシートにメモ』と話してます。
これは本当です。

出先で思いついた場合はiPhoneのメモ機能を使ったりします。
で、帰宅後にスプレッドシートにメモする感じです。

では、そもそもどうやってネタを思い付くの?って話ですよね。
基本的な思い付き方は

  • 自分が苦労したこと
  • 自分が知りたいこと
  • YouTubeやSNSに来たコメント
  • akim公式サイトからの質問
  • レッスン時に生徒さんから受けた質問

といったところでしょうかね。

特に【自分が苦労したこと】ってのは、時間が経つと忘れがちなので早いうちにメモ
苦労したのが世界中で自分だけってことはないですからね。
どこかの誰かに需要はあります。

2.構成を考える

動画内でも話してるけど

  • 間違った用語は使わない
  • 「ここ」「そこ」などの指示語は使わない

のは重要視してます。

それらを踏まえた上で、構成を考えます。
台本は使わないので、何を話すかをスプレッドシートに軽くメモだけしておきます。
収録時はそれを見ながら話す感じです。

動画内では話してませんが、動画のオープニングやエンディング、チャプターの区切りで使う5~10秒程度の動画は予め準備しておくと便利です。
こういう短い動画で編集ソフトの機能や使い方を学ぶのって、けっこうおススメだと思います。
尺が短いってことは編集や書き出しの時間が必然的に短くなりますからね。
アレコレ試してるうちに編集ソフトも使いこなせるようになるってもんです。

3.収録準備

使用ソフト

PC画面を動画収録(スクリーンキャプチャ、動画キャプチャ、ビデオキャプチャなどと呼ばれる)していきます。
僕が使ってるのは映像編集ソフトである【Vegas pro18(現行はVegas pro19)】に付いている【VEGAS Capture】という機能です。

以前は増設したグラボ(グラフィックボード)に付いてきたソフトを使用していました。

僕のDTM動画制作はWindows環境なので、Macのお話もしておきましょう。
Macの場合は

辺りがおススメです。
QuickTime Playerは無料で使えます。
ScreenFlowは有料ですが、画面を動画収録して作るチュートリアル動画向けのソフトなので評価が高いですね。
(僕は使ったことないので、あくまでも周囲の評価も含めてのおススメではありますが)

カーソル強調ソフトは【Kokomite】というのを使ってます。
Macだと【Screen Pointer】ですね。

画面の下半分に表示しているテキストエディタは【Atom】を使っています。
本来はプログラミング用ソフトなんですが、テキスト表示するのに使い勝手がいいので。

使用機材

PushやMIDIコンなどのハードウェア紹介時に使ってるのは【Go Proです。
いわゆる普通のビデオカメラやコンデジ、iPhoneとかでも構わないんですが、Go Proはコンパクトサイズなので準備に手間がかからず場所も取らないのがお気に入り。

リモートコントロールで撮影開始出来るのも重要ポイント。
Go ProはiPhoneとかでリモートコントロール撮影出来るのが便利なところですね。
丁寧に設置して、いざ撮影開始ってときのボタン操作でカメラが傾いたりしたら心が折れますから。
(コンデジで撮ってたとき、何度泣いたことか)

ちなみに、Go Proにはいろいろバージョンがありますが僕が使ってるのは【GoPro HERO8 Black】です。

GoPro HERO8 Black+デュアルバッテリーチャージャー+SDカードが付属し、初めてのGoProにおすすめのセット

カメラ設置後は水平器で水平を計ることも忘れずに。
iPhoneの【計測】というアプリで十分ですよ。

‎計測
‎“計測”を使うと、iPhoneやiPadがメジャーになります。現実世界のオブジェクトの寸法や人の身長をすばやく測定でき、長方形のオブジェクトの寸法は自動的に測定されます。 機能 • 線を引いて、縦横両方の寸法を見積もることができます。 • 長方形の物体は自動的に計測されます。 • 計測結果を“メール”や“メッ...

オーディオI/Oは【MOTU M4】です。
音質もイイし、ループバックも付いていて、さらにお手頃価格という非常に嬉しい製品です。

ESS SABRE 32 DAC搭載 4in 4out オーディオインターフェイス

ループバックが付いてると、スクリーンキャプチャするときに音も収録出来るので便利なんですよね。
Win環境で『ループバック機能付きなのに音が録れない!』ってときは【スタート>設定>システム>サウンド>(画面右側の)マイクのプライバシー設定】画面を開き、【アプリがマイクにアクセスできるようにする】と【デスクトップアプリがマイクにアクセスできるようにする】をオンにすると録れるようになると思います。
試してみてください。

ただ、キャプチャソフトを使って収録した音って、音質にはあまり期待できなくて…
僕もいろいろ試したんですが、ノイズが入ったり、プレビューだとステレオなのに収録データを聴いてみるとモノラルになってたりしたので結局はオーディオI/Oから出した音をMTRでRecしています。

4.収録

同期を取る

収録開始時は【同期を取る】ためにいくつかやります。

  • Liveのメトロノームを何回か鳴らす
  • 声を録るマイクとGo Proで音が拾える大きさでクラップを一発

これは忘れずに。

後々、映像編集時に

  • 画面収録動画
  • Liveから出した音
  • 解説の声
  • Go Proの収録動画

を合わせる時に超重要です。
どう重要かは、動画を観てもらった方が早いかな。

使用機材

音をRecしているMTRは【ZOOM L-12】を使っています。
僕はバンドRecにも使うので12トラック同時録音が可能な機種ってことでL-12を使ってますが、兄弟機種の【ZOOM L-8】でも全然アリです。

8 チャンネルのデジタルミキサー + マルチトラックレコーダー
MTRのような小さなボディに5系統のモニターアウトと、各トラックを個別に録音できるレコーダー機能を搭載。ライブ・パフォーマンスのミックス、モニター、レコーディングを1台で行えるコンパクトなデジタルミキサーです
モノラル16チャンネル、ステレオ2チャンネルの合計20チャンネルの入力 / 最大22トラックの同時録音、20トラックの同時再生 / 最大22チャンネルの入力、最大4チャンネルの出力

声の収録に使ってるのはコンデンサーマイクです。
問題無い音質なのにお手頃価格なものを。

スタジオ・グレードのオーディオ・パフォーマンスを実現する、低価格&高品質の大口径ダイアフラム・コンデンサーマイク

5.声の編集

声の編集はAbleton Liveを使います。
映像編集ソフトでもプラグイン使えたりするので、Ableton Liveを使わなくても出来るんですけどね。
でもやっぱ、音イジリはAbleton Liveでやりたいんですよね。

プラグインでiZotopeの【Voice De-Noise】【Ozone9 Elements】と、Native Instrumentsの【SuperCharger】が入ってます。
基本的にPresetそのままなので解説は無しってことで。

RX 10 Voice De-noise
RX’s Voice De-noise audio plug-in and module restores problematic vocal or production recordings in real time, focusing on dialogue and sung vocal treatment.
Page not found - iZotope Japan
エフェクト : Supercharger | Komplete

6.映像編集

映像編集ソフトは【Davinci Resolve】を使ってます。
まだ使い始めて1か月ほどなんですが、動作が軽くて高機能なので重宝しています。
製品版もあるんですが、今使ってるのは無料版。
無料版でも製品版の9割程の機能は使えるらしく『稼げる動画が作れるようになったら製品版にアプグレで十分』という話もあるほどの高機能です。
製品版も、サブスクではなくて買い切りなのも個人的に好きですね。

DaVinci Resolve 18 | Blackmagic Design
革命的な新ツールを搭載。編集、カラーコレクション、プロフェッショナルなオーディオ・ポストプロダクションを単一のアプリケーションで実現できます。

凝ったテキスト表示や合成には【Fusion】という機能を使うんですが、これがちょっと【Max】っぽいんですよね。
【機能ごとに分けられたオブジェクト(ノード)を線で繋いでいく】のが基本となる使い方。
ね?聞いただけでM4Lっぽいでしょ?
そりゃあ、使いたくなるってもんでしょ。

DaVinci Resolve 18 – Fusion | Blackmagic Design
革命的な新ツールを搭載。編集、カラーコレクション、プロフェッショナルなオーディオ・ポストプロダクションを単一のアプリケーションで実現できます。

7.まとめ

普段作ってる【Ableton Live講座】の動画の制作時間をまとめてみると

1️⃣ネタ選び・ネタ探し随時
2️⃣構成を考える15分~1時間半
3️⃣収録準備10分程度
4⃣収録最終的な尺の、約1.5倍
5⃣声の編集5分程度
6⃣映像編集1時間程度

という感じでしょうかね。
ちゃんと計ったことがないので【たぶん】なんですけど。

最初はもっと掛かってたんですけどね。
なんだかんだでこれ位に収まるようになりました。

基本的には【普段の環境で収録する】というのを意識してます。
収録時だけアレコレ準備するのって、モチベーションを保つのが難しいんですよね。
ハードウェア紹介時だけはGo Proの準備がありますが、そんなときはハードウェア紹介編の数本を撮り溜めすることで時間を節約してます。

ソフトの機能を知るのも大切ですよね。
特にショートカットキーはよく使います。

出来上がりが同じものなら、短時間で仕上げるのが正義です。

あと、僕が良く使う動画や写真などの素材サイトを貼っておきますね。
基本的に無料ですが『好きになんでも使っていい』わけではありません。
利用規約をよく読んで使ってくださいね。
中には『教育機関での使用のみ可』とか『クレジット表示してください』とか、素材を提供してくれてる方々の意向が明示されてるものもありますから。

Just a moment...
アイコン素材ダウンロードサイト「icooon-mono」 | 商用利用可能なアイコン素材が無料(フリー)ダウンロードできるサイト | 6000個以上のアイコン素材を無料でダウンロードできるサイト ICOOON MONO
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ということで、最後にもう一回【初めてのDTM動画制作術】の動画を貼っておきます。
お役に立てれば幸いなり。

akiMusic

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