知った顔して普段からブログ書いてますけど、知らないことっていっぱいあるんだよね、当然ながら。
告白します。
実はシンセ系に関しては、ほぼ無知です(-_-;)
しかし、案ずる事無かれ。
学ぶ気持ちさえあればどうにかなるのがAbleton Meetup Tokyoなのです。
あ、あと、今回はプレゼンの内容を理解するのに集中してたために写真が少ないです。
すいませんm(_ _)m
前置き
Ableton?
今までのAbleton Meetup Tokyoもお読みいただくとして、まずは基礎知識。
(ここは定型なので、知ってる方は次の項目へどうぞ)
【Ableton】とは【Live】というDAW(音楽制作ソフト)を作っているメーカーです。
Liveは動作が軽く、直感的な操作が可能なので世界中のTrack makerやDJ/パフォーマーなどに愛用されてます。
俺も愛用者の1人で、TrackはAbleton LiveとPush、俺が弾くBassで創ってます。
その中でも、Abletonに知識・技能を認められた方々をAbleton認定トレーナーと呼びます。
Ableton Meetup Tokyo
Ableton Meetup Tokyo(略称AMT)とはAbleton認定トレーナーであるお2人
がオーガナイズしているイベントです。
このお2人に加わる形でAMTのご意見番である
が司会・進行役を務められています。
(今回はお休みでした)
さらに客席にはAbleton認定トレーナーの
もいらっしゃいます。
(敬称略)
イベントの目的は
Abletonユーザーを横断するコミュニティーの構築
イベントは、基本的に『Ableton Liveの使い方のプレゼン⇒Q&Aタイム』のように進みます。
でも、実はお客さんのすべてがAbletonユーザーというわけではないのです。
『Abletonをススメられた他DAWユーザーさん』とか、『音楽制作を始めたいんだけど、よくわからない』とか、いろんな方がいらっしゃいます。
そもそも【Ableton Liveのプレゼン】ってのは基本であって、Ableton Liveに限らず【音楽制作】をするのであれば必ず役立つようなプレゼンも多いんです。
Vol.11
さて、ここから本編。
今回は【Hardware Special】でございまして。
Hardware、つまり、実機。
シンセサイザーやモジュラーなどの形あるもの。
わかる人にはわかる垂涎物の話が続々。
ちなみに、これに対するのがソフトウェアなどの【形が無いもの】。
これを見せたい!自慢の愛機
AMTのオーガナイザーである【KOYAS】さんが仕切り役で、【Izpon】さんと【LLLL】さんが登壇されました。
登壇予定だった【山頂瞑想茶屋】さんがインフルエンザによって急遽お休みとなり、代打として【LLLL】さんが登壇されました。
(山頂瞑想茶屋さん、お大事に。。。)
なんつうか、登壇予定者もすごいけど、急遽の代打も過ごすぎです(^^ゞ
よく、音楽雑誌で【○○と△△の夢の対談!】とかって見るけど、雑誌って紙面の都合があるから必ずしもトークのすべてが載ってるわけじゃないよね?
(大人の事情が絡むこともあるし(^^ゞ)
このトークは時間の制限こそあれど、たっぷりと深~~~~いところまでの話を聞けました。
使わなくなったら売って新しい機材を買うというルーティンのために機材を改造しない、って人も多いんですわ。
(KOYASさんも売る前提の機材は改造しないそうで)
でも、世の中には『改造した機材が欲しい』というLLLLさんのような方がいることを今回知りました笑
LLLLさんが紹介してたのはKORGの【Polysix】というシンセサイザーだったんだけど、前持ち主が改造してMIDI端子を搭載。
よって【Polysex】というお茶目なロゴに変えられていたのでした。
それをみた俺は腹を抱えて笑ってしまったために、写真を撮り損ねたのでした。。。orz
そして、トークの中で記憶に残ったのが『プリセットを使うな』というセリフ。
このセリフ、KOYASさんもIzponさんもLLLLさんも賛同するセリフのようで。
俺個人の認識だけど。
今はいろんな環境(DAWやプラグイン)で『プリセットだけで曲を完成させてください』と言わんばかりの数のプリセットが用意されてたりするけど、プリセットってあくまでプリセットだからね。
それぞれのつまみのいじり方を覚えないと、結局は意味がないんだよね。
前回登壇のYoshinori Saitoさんの言葉をお借りするなら【限界を知るためにプリセットを使うのは有効】ってことだから、未知のエフェクトを使うときに試しでプリセットを使うのはいいんだろうけど、そこから先はプリセットを忘れるのが成長への第一歩。
ん~~、自転車の補助輪をはずす感じ??
Megumu Otani
最初に言います。
この方のスゴさはプレゼンを実際に見ないと、わからないかもしれません。
実際に見ても『理解しよう』という前向きな気持ちを忘れると即座に置いていかれます。
しかし、それはけっしてOtaniさんの話術の問題ではないです。
むしろ、理路整然とお話になる方でものすご~~く理解しやすいです。
では、なぜ置いていかれそうになるのか。
それは、おそらくは多くの人にとって未知の世界だから。
今回はハードウェア特集ってことでモジュラーシンセを持ち込んでのプレゼン。
モジュラーシンセってのは、簡単に言うと現代のシンセサイザーの源流です。
写真を見てもらうと、短いケーブルでいろいろつながってますよね?
あのつなぎ方によって音が変わるわけです。
現代のシンセで言う【ルーティング】かな?
ご本人曰く
『正直言ってこの機材はおススメしません。高いし、ハマルし。おススメするのはお金があって暇な方』
だそうです。
それを聞いて
『じゃあこの機材を使いこなしてるあなたは!?』
と心の中でツッコミを入れたのは内緒です。
さて、本題はここから。
今回のOtaniさんのセッティングを簡単に言うと
- Ableton Liveから音を出す
- その音をモジュラーシンセに入れる
- モジュラーシンセから出た音をAbleton Liveに戻す
- 戻ってきた音をAbleton Liveで加工する
って感じ。
問題は「4」ですわ。
Ableton Liveでの加工技術が半端ないんですよ、この方。
今回のプレゼンで話してくれたことを、なるべく簡単に説明すると
- チェーンのVelocityを使って音を3つに分ける
- Arpeggiatorを差し込む
- Effectの【Velocity】を使って揺れを加える
- Auto filiterなどで音をカットする
- Scaleの【C Minor】を差し込む
のような感じ。
(ものすごく簡略化してます。正直言って一度では覚え切れなかったんで(-_-;))
モジュラーシンセから戻る音って『ピーーー』みたいな音なんだけど、この加工によって音が途切れ途切れになったり音階を持ったりするわけです。
このa~eを理解出来ない人、大丈夫です。
これがわからない人はたくさんいます。
まずはそれぞれのEffectの効果から覚えていけばいいと思います。
で、この方もプリセット非推奨派。
今回はプレゼンなのでプリセットを使ってるけど、基本的に新しく導入したプラグインはプリセットを削除するところから使い始めるそうで。
それにしてもOtaniさんはいい声してるよなぁ。
有名な声優さんにこういう声してる人いたはずなんだけど、名前が出てこない。
誰だったかなぁ。。。
追記
Otaniさんがこの日のセットをAbleton Meetup Tokyo Forumにアップしてくれて、さらにそれがAbleton Meetup Tokyo公式ページにてシェアされてました。
まずは、それぞれのページの「参加する!」あるいは「いいね!」をポチッと押して、ダウンロードしてください。
文字だけで説明されるよりずっとわかりやすいと思うんで。
Bob Rogue
最後はBob Rogueさん。
この方も凄かった。。。
ハードウェア特集なんで、がっつりと機材を持ち込んでのプレゼンでした。
TR-08とMoogシンセから出した音をAbleton Liveに取り込んで加工して・・・って流れ。
すごくたくさん話してくれたんだけど、英語が基本のプレゼンだったので理解に必死でまたもや写真まで手が回らずorz
ハードウェアの話だけじゃなくて、今までの音楽的経歴とかも話してくれたのがいい雰囲気を作ってたなぁ。
なんというか、場を支配するというか。
ずっと英語で話してるのに、機材の写真見て日本語で『萌え~~~』とか言うからお茶目感満載www
で、『プリセットを使うな』とは言わなかったけど、『この音はつまらないから、こうする』って話し方を随所でしてたんだよね。
新しく買った機材から出る音、自分が出した音、自分が加工した音ってついつい甘い判断を下しがちでしょ?『この音はつまらない』って断言した上で手を加えるのってとても大切だよね。
事実、目の前で加工していってくれたんだけどみるみるうちにいい音になっていくんだもん。
そうそう、BobさんはMax For Liveのプラグインを多用してたんだよね。
そのうちの1つが下記。
即ダウンロード
Bob Rogueさんが紹介してくれたM4Lのプラグインがとっても楽しそうだったので、帰宅後即DL。
それが【Pitch Tracker】。
簡単に言うと【Pitch Trackerに入った音(MIDIではなくオーディオ信号)をMIDIノートに変換して吐き出すデバイス】。
プレゼンではGtを使ってやってたけど、Bassだっていけるはず。
追記
Pitch Trackerを使ってみたのでブログにまとめました。
やっぱ英語
余談。
【英語がわかる・わからない】の差は、月とすっぽんというか提灯に釣鐘というか。
簡潔に言うと雲泥の差。
今回はLLLLさんが同時通訳としてBobさんのプレゼンをモニターにタイピングしてくれてたけど、スピードや文字数に限界があるからね。
それに、この世にある情報を集めるときに、英語が理解できるか否かは収集スピードに圧倒的な差が生まれるわけで。
普段WWEをBGMとして流してることも多いせいか、だいぶヒアリングは楽になってたな。
これを続けつつ、話す・書く練習も増やしていこうとこっそり思ってます。
Vol.12
次は【4月21日(金)】!
最新情報はAMT公式Facebookページなどでチェックしましょう。
『1人で行って、楽しめるかな?』なんて不安は不要。
音楽が好きで音楽を創りたいと思っているなら必ず有意義な時間になります。
とりあえず来たけどどうしていいかわからない!って場合には俺を探して声掛けてください。
楽しみ方とかお伝えしますよ^^
では、4月21日に!!
レッスンという選択肢
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