DAWとオーディオインターフェイスと楽器をつないだら、まずはバッファサイズを調整するのが正解。
で、そこからドライバーエラー補正をしてレーテンシーをギリギリまで詰めましょう。
Ableton LiveっていいDAWなのに、なぜかバンド周りにユーザーが少ない。
ちょっと悔しいので、バンドマン向けに役立ちたくてAbleton Live講座もやってます。
記事を書いてるakimはAbleton認定トレーナーです。
レーテンシーをギリギリまで詰める
まずはバッファサイズ
まずはバッファサイズを最適化してください。
バッファサイズを最適化する前にドライバーエラー補正しても効果は薄い・・・というかほぼ無意味かもです。
バッファサイズの最適化については、先に書いた記事と動画をばm(_ _)m
ドライバーエラー補正
ドライバーエラー補正は、正直言ってちょっとだけ手間がかかります。
でもやる価値はあります。
プレイヤーならなおさら。
文字で読むのが苦手な人は、Ableton Live講座動画もあります^^
動画のほうが、より詳しく解説してるのでブログと動画を両方見るのが一番いいかも。
では手順を。
- オーディオI/Fの「出力1」から、同I/Fの「入力1」へ
- ドライバーエラー補正レッスンを開く
- Liveセットをロード
- 「1Audio」を「2Audio」へRec
- 波形の遅延の数値を確認
- 数値を入力
1.「出力1」から「入力1」へ
オーディオI/Fによっては出力に番号が振ってあるかと。
L/R表記のみの場合は接続して確認してみるしかないかなぁ。
とにかく。
オーディオI/Fの出力1から、同じオーディオI/Fの入力1へオーディオケーブルを接続してください。
Ableton Live内のルーティングを使わずに、ケーブルを使って物理的に接続するのが重要。
2.ドライバーエラー補正レッスンを開く
Ableton Liveを開いて【上部メニューのヘルプ⇒ヘルプビュー⇒内蔵レッスンをすべて表示⇒ドライバーエラー補正】へ。
3.Liveセットをロード
Ableton Liveが用意してくれてるLive setをロード。
「1Audio」に音が一発だけ入ってます。
再生してみるとわかるけど、ループがかかってます。
このループは次の手順の邪魔になるので、はずしちゃいましょ。
4.「1Audio」を「2Audio」へRec
「2Audio」のアームをOnにして、「1Audio」の音を「2Audio」へのRecをスタート。
音が1回分RecされればOK。
5.波形の遅延の数値を確認
最初から入っていた「1Audio」の波形と、Recされた「2Audio」の波形を見比べてください。
ズレが生じてません??
もしズレがないのなら、レーテンシーはすでに最適化されてるのでここで作業は終了。
ズレがあるのならどれだけズレてるのか、クリップの下に表示されてるms(ミリセカンド)を確認します。
6.数値を入力
環境設定の【Audioタブ】を開きます。
手順の「5.」で確認した数値を【ドライバーエラー補正】のウィンドウに入力。
これでレーテンシーの最適化は完了!
自分の楽器(GtやらBaやら)を接続して確認してみましょう。
ギリギリまでレーテンシーが詰められてるはずです。
ほんのちょっとしたレーテンシーでも、プレイヤー的には気になるはず。
演奏のクオリティに直結する部分だからね。
やれることは、やっちゃいましょう。
ドライバーエラー補正は一度やってしまえば、次からはやらなくてOKです。
オーディオI/FやPCを買い換えた場合を除いて、ね。
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